UTokyo bicycle racing team

インカレを終えて

10/17

インカレロード
群馬CSC17周102km
5.6周DNF
 
最後のインカレ。平日短いメニューなども入れつつ、しっかりと回復に努めサラ足。
雨の予報だったがここまで寒いとは思っていなかった。前日移動して到着すると気温ひとけた台。ぬぬぬ。薄めのパーカーしか防寒を持ってなく、後発に上着を持ってきてもらう。本当に助かりました。事前に氷いるかなとか話してたのだがそんなはずもなくまさかのカイロを買いだす羽目に...。会場に到着すると雨がそれなりに降っていてかなり気温も低い。寒い。なんとか雨が弱まったすきを見て試走。普通に落車が怖く、さすがに晴れの時よりはスピード出せない。
 
少し雨は収まったが気温は割と低め。手持ちの服で何とかしようと、インナーっぽいものを着てアームウォーマーをつけ、アップはしっかり温める。
 
先週の反省から、前半はしっかり前前でこなし、足を使うところと使わないところをしっかり見極めていこうと考えてた。スリッピーなので落車に巻き込まれる危険性も。
 
しかし結局並ぶのは真ん中くらいになってしまい、前半はずっと真ん中くらいになってしまった。前が見えはするがかなりインターバルはかかる。割と早く逃げが決まったがペースにあまり落ち着きいがなく、伸びて踏まされる時もしばしば。正直下りで若干空いてしまい無駄に足を使うのも数回あった。タイム差がすぐに開き、1minとか聞こえてきたのでこれはそろそろ来るぞと思ったが脚もそれなりにきついのと、全然前に上がれない。次の周の登りで一気に脚が動かなくなってそのままDNF。一気に集団が詰めにかかるタイミングだったらしい。そこから降りるまではまじで凍えながら踏んでた。
 
確かに低体温でDNFになっていた選手が多くいたが自分がちぎれたのはそれが原因ではない。確かにそのあと凍えたけど、それまではそんなに寒さ感じなかったし。ただ単に位置取りが悪くてフィジカルが足りなかった。それに尽きると思う。 やっぱり単純に位置取りといってもコースや集団のレベルやタイミングによって難易度は全然変わってくる。結局学連のインカレの大事なタイミングで前にいる、ということができないと駄目。
 
  依田はというと下りでついていけず千切れてしまったらしい。  
 
サポートしていただいた海老原、監督、谷さん、中西ありがとうございました。依田も運転ありがとう。帰りはだるいムーブさして申し訳ない。
 
 
今回のインカレに関して言えば下りコーナーといい位置取りといいいつもの全体練でやっているところじゃないところでやられてしまったのが何とも言えない。確かに、雨の下りコーナーの練習や集団走行の練習を公道でするのは現実的ではないが、体を傾けるのを意識するとか8の字描いたりレース探して出たりというのはもっと積極的にやっておけばよかったと思う。特に一年前までの期間。結局やりにくいけどやらなきゃいけないこと、やりたくないけどやらなきゃいけないことをどれだけできるかっていうのが大きい気がする。そういうことって心理的なものも含めてコスパが悪く感じて敬遠しがちになってるけど。
 
 振り返ってみると、コスパが悪いからすぐやめるというのが結構危険だったなあと感じることが多い。そもそもパフォーマンスを正しく見積もれている保証が全くない。一年目のときはわざわざ積み込んで車で長い時間揺られて行くバンクがコスパ悪く感じていたが絶対必要だったんだよな。特によくわかっていない最初の時期はある程度監督とか柿木さんとか先輩とか割とわかってる人に教えてもらうの大事。そういえば三年前新谷さんが朝練後わざわざV坂までSFRしに行ってたな。あと他大のパイプ含めて情報のアンテナ高くすること。パフォーマンスの見積もり方違うなって気づける材料になる。
 あといつも監督に言われてることだけど、そもそもコスパが悪くなっちゃうのはパフォーマンスを出せていない自分たちも原因。土曜の練習軽くしてまで行ったTRSで基準切れなかったり、わざわざ車出して金出してサポートまで来てもらって出たレースで一瞬でちぎれたり。でもパフォーマンスがちゃんとしてたら決して高いコストではない。後半はしっかりパフォーマンスを出す前提でコストを払っていこうということを意識していた。わざわざ車手配してまで行った合宿、わざわざ千葉までバー握りに行く練習、5時間以上運転して出るレースも、それによって熱中症にならず練習してむっちゃ強くなれたり、平均速度2km/h上がったり、勝てたりしたら全然払うべきコストということになる。結局そこまでのパフォーマンスを上げられなかったのは完全に自分の甘さで、情けない限りです。
 
 
これからは一OBとなりますが、ぜひ何かあれば頼ってほしいと思います。安直にコスパが悪いとあきらめるのではなく、パフォーマンスを正しく見積もり、パフォーマンスを高め、コストを抑える工夫をした上でそれでもピュアに経済的なところにネックがあるというのであれば金は出すので。いろいろ言っても草を食べてた入部当初の自分に金を払えというのは無理なのでお金のない学生の身分は少しは分かっているつもりです。あと、草を食べるくらいなら周りを頼りましょう。
 
 
TTは出ようと思うのでまだ練習は続けます。距離も短いので46km/h出したいです。