UTokyo bicycle racing team

その8その9
おとついはその4同様のITT1本と周回練3周。そして3km程の上り坂でレース走3本。
柿木コーチのアドバイスを受け、腕を直角に曲げてさらに低姿勢にしてみる。かなり走りやすくなり、タイムももう少しで10分切れそうなものだったので、おおっ!と思っていたが、実際は追い風のためみんなタイムが上がってたようだ。でも効果はやはりあったのだろう。早く体に覚えこませないと。
周回練ではこれまでの疲労がどっと出てしまい、注意力散漫な走行をしてしまった。三谷さん荒牧さん、明星米内さん高田さんに申し訳なかった。また、この世界に入って初めてやらされてる感を抱き、自転車を嫌いになりかけてしまった。これはいけない。3周後も元気が出なかった。
レース走のコース試走時にあまりの長さ(とその時は感じていた)に嫌気がさし、今までになくやる気が湧かなかった。しかし、一旦始まると頑張ってついていこうと心がける。1本目は都倉と回し、中盤で先頭の荒牧さん佐藤に追い付き、終盤で抜け出したもののゴールの位置を勘違いして三谷さん荒牧さんに抜かれて3着。
2,3本目は初めから先頭の荒牧さん佐藤と終盤の2つの坂直前までまわす。1つ目の坂でこの2人をちぎってあきらめさせ、2つ目の坂で30秒ハンデを超えて追って来る三谷さん米内さん高田さんにもう一度もがいて勝つという作戦(?)が成功(?)し、なんとか気力でもって1着をもぎとった。2回ともゴール直後は吐き気に襲われる。3本目では米内さんに一度抜かされたが、再度抜き返すことができ、7日目のレース走の4,5本目の借りを返せたのは嬉しかった。7日目よりはある程度フォームよくダンシングできたかな。
公民館に戻った後、3時間ほど疲労で横になる。風呂へ行くにも体が重く、夕食をとったチェーン店で寒気を感じてこれは風邪と確信。コーチに寝床を提供していただいた。
というわけで、その9もずっと午前中そこで横になっていたので練習せず。1日練習できなかったのは心残りだが、自分の限界にぶちあたることはなかなかないことで8日目は最後の練習としてよかったと思う。主将命令で自宅まで強制送還(笑)させられてインカレには行けず。仕方ない。
かくして、僕の福島合宿は終わった。柿木コーチの指導によって大きな伸びしろを感じ、長野合宿とはまた違った有意義な時間を過ごせた。本当にお世話になりました。ありがとうございました。今後の練習の参考にさせていただきます。
先輩方、最後はドタバタさせてしまいすみませんでした。インカレ頑張ってください。ロードは全員完走を祈ってます。
一緒に練習していただいた明星の皆さん、ありがとうございました。また練習しましょう。
同輩のみんなもありがとう。特に中村は早々と怪我で練習できなくなったのに、ビデオ撮ってくれたりサポート・アドバイスしてくれたりで頭の下がる思いです。あと都倉もお見舞いメッセージありがとう。もう私はいたって正常です。今日も朝食にカロリーメイトを食べました。
まあせっかく久しぶりに自由な時間ができたことだし、この1週間は試験勉強、自主練、趣味にあてよう。あっ、29日はネット中継見ながらロードの応援しないとね。
長文失礼しました 一年 農民