UTokyo bicycle racing team

個人ロード、完走!!

9/19 個人ロード
群馬CSC 25周 150km 晴れ 
14位完走→リザルト

インカレに続き群サイで150km。ここ1ヶ月で72周走ってるらしい。
直近の練習状況としては、おはサイ→ロング×2, 群サイ練, 奥多摩×2など1日当たりのボリュームを意識した練習を重ね、インカレ以降1700km乗れていて量・質ともに十分。
スタートリストを見ると、完走を目指す身としてはなんだかチャンスっぽい。

 

東大からの出走が1人だったのもあり、あまり緊張感なく臨めた。
目標は、とにかく温存して完走すること。経験も脚も未熟なのでこれしかない。

出走が100人もいないので、整列は焦らず半分より後ろくらい。
1周目の心臓破りでいきなり前輪から空気が抜けるみたいな音がしてかなり焦るが落ち葉が挟まって擦れてるだけだった。
そこからしばらくは集団後方を走らされる。監督から前で走れと言われていたのだが、普通にキツくてぐいぐい上がっていく脚がない。後ろにいるからキツいんだろという話ではあるが、パワー的にも体感的にもインカレの時よりは強度が低かったから単純に調子がよくないなという感じ。最初の10周くらいはちぎれるほどではないが踏めなくて、疲労溜めすぎたかなとかインカレのときより早く降ろされたらどうしようとか考えてた。

10周経過あたりから補給を取ろうと試みるも、ここで補給取れない地獄が始まった。最初は補給ゾーンの1番手前にいた金井から取ろうとするがお互い不慣れなのに速度が速すぎて全然とれない。上の方にいた坂野さんの辺りはボトルが散乱してて取れなかったり、速度落としすぎて集団から離れるのが怖くて取りにいくのやめたりして3周で4回くらい取り損ねる。幸いドリンクは尽きてなかったのだが、初期搭載のみで完走するのか??と頭抱えてた。結局ボトルをサコッシュに入れてもらって次の周で無事補給成功。めちゃくちゃ助かりました。補給取るための位置取りを意識して走ってたら周回が早く感じてあっという間に残り10周に入る。この頃にはかなり人数が減っていて、気づいたら最後尾みたいな感じで中切れに巻き込まれかけてヒヤッとした。

残り8周で最初の逃げが吸収されて一旦落ち着く。ここでようやく前に上がることに成功。10番手くらいで、アタックするわけでも反応するわけでもなくただただツキイチでひたすら休む。どっかで上がるんかなーと思って備えてたけどよくわからないうちに勝ち逃げが行っていたらしい。割と前にいたはずなのに把握できていないとは...
この辺りで2回目の補給に1発で成功。スポドリうまい。スポドリうますぎて飲みすぎた。もっと序盤から飲んでおかないといけない。
また知らないうちに追走ができて、残り4周あたりでメイン集団は追走能力を失ってペースが落ちる。ここまでのスローぺースで序盤のしんどさが回復してきて意外と踏める。ここ2週間ひきづっていた右ふくらはぎの攣りそうな感じがあったものの、踏み方に気をつければまだまだ踏める。

残り3周に入ったところで完走をほぼ確信。心臓破りでちょっと上がるが余裕を持って対応できて最終周回に突入。完走確定。
残り半周で加藤さんがアタックしていって割と差が開く。行こうかなと思ったが変に動いたら脚が終わりそうでびびっていけない。
ラストの心臓破りはカチ上がるかと思いきや牽制気味で、上げた数人についていったらピークで加藤さんを吸収し6人で抜け出す。しかしガッツリ牽制かかってバックストレートで追いつかれる。自分も引く気0だった。
スプリントの位置取りには自信ありだが、コーナー周りながらの位置取りはスリリングすぎてちょっと位置をさげてしまう。誰が強いか全然わからないのでとりあえず西村くんの後ろを確保しようと思ったのだがごちゃごちゃして阻まれてしまった。そのまま10番手くらいでホームに帰ってきてしまったので外側から一気に上げたが、路面も悪いしアウト側だし順位は上げきれず集団6番手ゴール。

 

◯良かった点
・よい練習を積んで成果を出せた。これは良い経験。
・長距離ロードレースを完走できた。これも良い経験。

◯反省点
・ボトル取るのがクソ下手。要練習。
・集団内の走りが危なっかしい。他選手を手で押しのけるやつの意味を理解した。
・逃げの発生・吸収を全く把握できていない。どうしたらいいかよくわからんが、とりあえずもっと前で走る必要がある。
・終盤の積極性のなさ。完走が不安だったので今回は仕方ないが、もっと自信をつけて自分から動けるようになりたい。

個人ロード14位というと何やらすごそうだが今回は選手が少なかったということを忘れてはならない。来年度の選手権ロードでは堂々と入賞を狙えるように頑張りたい。
幸いまだまだ成長を実感できている。とりあえず2年生上半期での圧倒的成長を達成できたので良し。シーズン後半はCXに取り組みたいと思います。

 

最後に、ご指導とサポートをしていただいた監督、サポートに来てくれた坂野さんと金井、ありがとうございました。

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