UTokyo bicycle racing team

腰痛

10/15

パワマミドル、ウェイト

最大ケイデンスは少しずつではあるが伸びている感じ。あと二本目、三本目の落ち幅も少しはましになってきている。しかし全体としてのパワーがまだまだ低いため、根本的にそこを何とかしないとなという感じ。できれば実走でやりたいね。ウェイトも依然脚がスカスカになるけど、そのタイミングを少しずつ遅らせられている感じ。

 

 

 

最近腰痛いとか言ってる人が多いと思うので少し体験談を書いてみます。ただ一選手の主観なので詳しいことはちゃんとしたとこから調べるなり専門家に聞くなりしてね。

 

僕がボートのときに腰やったのは、ぎっくり腰とかの突発性のやつではなく(ぎっくり腰も2,3回やったけど)慢性的なやつです。原因としてよく言われたのは、大腿四頭筋と肩回りの筋肉(広背筋)とかが発達して、かつ常に張っているのに比べて臀筋とハムストリングス、が少し弱く、腹筋腸腰筋もあまり強くなく腹圧(おなかの中の圧力ってイメージ、パンチを受けるときにグッて力入れるのが腹圧が高い状態)が低いということ。

で、病院行くとヘルニアとかではありませんから何もしようがありませんって言われる。接骨院とか行くとマッサージしてくれたり鍼したり電気流したりしてくれる。(→固いところを緩める効果?)それでも治らないからフィジカルトレーナー(筋トレとか見てくれている人)に聞いたら個人メニューとして筋トレを出されたのでそれをやった。(→弱いところを強める効果?)少しは効果があったような気がしたけどまだ痛い。最終的にはそもそも↑に書いた筋肉のアンバランスさを生み出すような漕ぎのフォーム(割と骨盤後傾で漕いでいたため肩力みがち、大腿四頭筋優位)を直さないとどうにもなんないよねって話になって頑張ってたけど、あと一年で速くなんないといけないのにフォーム補正するとむっちゃ遅くなって焦る、痛いのに練習する、などなど痛みと練習量とフォーム補正と結果への切迫感もろもろマネジメント効かなくなってさらに痛めてorz...という感じ。

 

とりあえずちょっとまとめると

  1. 腰痛は腰以外に原因があることが多い。脚からきて腰痛とか肩からきて腰痛とかよくあるみたい。僕はどっちも絡んでたみたいだけど。
  2. 多方面からアドバイスもらうのが大事。医者と理学療法士と柔道整体師とフィジカルトレーナーとか結構専門違うからアプローチも異なる。少なくともメディカルとフィジカルの二つくらいの視点は持つべき。
  3. ウェイト大事。↑の経験談からいうとウェイトより競技動作じゃねっていう結論になりそうだけどそうは思えない。まず競技動作だけやってるとその方向に身体がアンバランスになる。それを補正できるという点もある。やはりどうしても強いとこを使おうとしてますますその筋肉しか駆動できなくてますますアンバランスになるしね。あと身体の構造上無理のない、自然な動きを学べるという点でもいい気がする。複合関節種目(動作に複数の関節が関わる種目、SQとか)ちゃんと教えてもらうと駆動する筋肉の順番とか意識できるしね。
  4. 早い段階(一年生とか)でちゃんと気にしといたほうがいい。当たり前だけど反復するたびに動きの補正がしにくくなるし、上級生のレース前とかはバタバタしてこんなこと考えにくくなるしね。時間ないと対症療法になりやすいけど、ちゃんと原因療法しないとね。

 

なんかぽく書いてみたけど結構持論的なとこあるから、参考にしつつ自分で考えたりちゃんとした人に聞くなりしてください~