UTokyo bicycle racing team

全日本選手権ロードレース

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6/26TT 試走

ブレーチングやマンホール、きついコーナーなど僧正以上にテクニカル。怖いな。 


6/27 タイムトライアルU23カテゴリ33位

前日の試走時とは異なりウェットコンディションでプロアマ問わず落車が頻発した。自分も例に漏れずコケた。別にコーナーでもない場所でも滑りまくるので下りをほぼ踏めず、パワーのマネジメントがグダグダになり対して疲れることもなく終えてしまった。しかしはやい選手は下りも速かった。純粋にバイクコントロール不足。

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Photo by 植田さん


6/28 ロードレース試走

 TTバイクよりかは走りやすいが下りきったところのS字コーナーがきつい。


6/29 ロードレースDNF

濃霧のため1時間遅れでその分の周回が削られスタート。1周以上のニュートラルがあるものの下りが今の自分の技術に対しては速すぎてポジションをほぼ上げることができなかった。下りで下げて登りでポジションをあげる最悪のパターンにはまり、平坦も高速で前になかなか行けず美麻さながらの180度ターンがあるので一瞬で足を削られ終わってしまった。本当に何もできなかった。毎度相当高いパワーを出しながらちぎれていくので周りの人間はどんなパワーで走ってるんだと思うがそもそもそんなパワーで走らされ続けているのが間違ってるんだよなあ。

これを部員が読んだ時に、あーあかんかったんかーで終わらないように、この試合を通じて見たこと感じたことを少しでも伝えたいなと思う。

 

国内外のプロまでも集まるこの大会は熱気がすごく、懸けていることが伝わってくる選手が非常に多かった。

 

この大会を通して、最も印象的だったのは、落車の影響で早々にリタイアしたEQADS松田選手、エースとして思うような働きができなかったTeam Eurasia大町選手や渡辺選手の泣き崩れる姿だった。海外を拠点に活躍する彼らにとって帰国してまで臨むこの大会に対する思いは並大抵ではなかったのだろう。涙がいかに本質的ではないにせよ、この試合をどのような結果で終えても涙が出てしまうようなバックグラウンドは今の自分にはなく、そういった意味で自分は場違いであった。これから先短い選手人生の中で少しでもその境地に近づきたい。この大会には学連の試合では感じることのできない雰囲気が確かに存在し、目指すべき、そしてその価値のある大会だと思う。来年もう一度挑戦したいと思うし、他の部員もこれを読んで少しでもそう思ってくれることを願う。

 

サポートに来てくださった植田さん、井上さん、松田さんご指導いただいた監督、洋和さん、お声がけいただいた柿木孝之さん、克之さんありがとうございました。