UTokyo bicycle racing team

10/27 三原山ヒルクライム クラス1+2 4位 44'07
正真正銘の引退レース、目標は表彰台。フェリーでは意外と眠れて、午前中も宿で仮眠をとって身体はすっきり。雨は止んでくれたものの風がかなり強く霧も出ていて、先頭集団から千切れたらおしまいだろうなという印象。
第1ヒート 21'43
予想されたスタート直後のハイペースには練習通りに対応して先頭集団に入ったものの、一度緩んでから戻ったペースについていけず半分で千切れ、あとは単独。この時点で3位と30秒ついてしまう。準備した通りだっただけに単純に脚が足りなかった。
第2ヒート 22'23
序盤の落車回避でついた数秒差をなかなか埋められず苦しむ。相変わらずの位置取りと一踏みの弱さが響いた。そこからは第1ヒートとほぼ同じ。
結局表彰台には届かず、最後までまともなリザルトを残せなかったのは痛恨の一言。しかしインカレの時のような悔しさは湧いてこず、ただ弱かったなあと思うだけな辺り、もう自分の中に二ヶ月前の熱は残っていないことを実感して、これで終わりだと受け入れる気になった。
もちろん後悔を上げればキリがないし、特にロードレースに関して言えば、弱みを潰すことと強みを作る(か伸ばす)ことという相反する2点にもっとこだわるべきだった。一年生の冬になってもクラス3で一周目から千切れていたような自分でも、平均的な能力はどうにか人並みまで持っていけたからこそ、そこは後輩たちが繰り返さないよう意識してほしい。何らかの形で自転車は続けたいので、今後もふらっと練習に顔を出すかもしれないけど、許してね。
今回は同期の加藤がサポートのために一緒に来てくれて、井上には出発前に機材の調整をしてもらった。本当にありがとう。そして、これまで長らく支えてくださったOBOG、スポンサーの皆様、監督、一緒に走ってもらった先輩、同期、後輩、他校のライバル、全ての方々に感謝致します。自分の生を全力で発散する苦しさと楽しさに満ちた自転車競技というスポーツに出会えて、それをこの自転車部競技班という恵まれた仲間と環境の下でやることができて、本当に幸せでした。今までありがとうございました。
平山 大生