UTokyo bicycle racing team

飯山2戦
1日目 ヒルクライム 26位
最近は期せずして体重が落ちている+出力も上がってきている+チャレンジで登りなら多少自信をもてる、でそこそこ走れるんじゃないかなぁと少しだけ楽しみにしていたヒルクライム。20分ちょいを2本。
ヒート1
クラス3は初めはソリア強度で始まったと聞いていたけど、クラス2ならさすがにみんなペース配分わきまえるだろーとか思っていた、が、それは大間違いでローリング解除後はガチソリア(笑)さすがにこれはアホやろとか思いながらついていく。気づいたら開始3.4分とかで50人いたはずの集団はすでに15人ほどw。きつかったけど、周りもまだ1/5しか進んでいないのが嘘かのようにゼーハー言っていたし、まあこのあたりが定位置かなとか思ってついていく。7分くらいで中切れで集団から少し遅れたがまあ集団の利はそこまでないと考えて無理せず集団と等距離を保って登る。しかし、10分経過あたりで自分でも本当にびっくりするくらい急に足が止まる。そのあとはもうどう頑張っても踏めず、後ろからズバズバ抜かれ、もうきつすぎて何でエントリーしたんだとか、なんでこんな弱いんだとか、ヒルクライムを楽しみにしていた自分を呪いながら地獄のような13分を過ごす。終わったあとはあまりの弱さと肺の痛みで呆然...
ヒート2
1本目ではさすがに突っ込みすぎたのかとか思ったのと1本目の肺の痛みはさすがに再来すると心身の危機を感じるレベルだったので、前半は抑えて後半あげていく方針。開始4分後辺りから垂れた人を抜いていく。しかし、開始15分あたりで...(以下略)
全体のタイムはこういっちゃんに惨敗、クラス2内の順位も軽量級にしては散々。むっちゃ萎えて原因をひたすら考えたけど、結局最近睡眠不足気味で調子が悪かったとしか思いつかなかった。結局データをみたら、出力が1本目に関しては1分あたりから8分あたりまでのピークパワーに沿っていた。もう少しは粘れたと思いたいが、それでもただの前半のオーバーペース。。調子が悪いというよりは、自分のベースに比べて最上位の人が速すぎただけであった。埋められる気がしない差であるがもう少し何とかしなくてはならない。
宿は手打ちそばの石田屋というところ、温泉で食事も最高だった。疲れすぎていて、8時前に布団に倒れこんで気づいたら寝ていた。ハッとしたときに洗濯物干さずに寝落ちしたことに気づいて青くなったが、こういっちゃんが干してくれていた。本当にありがとうございました。。
2日目 ポイントレース 27位
1周1キロちょいのコースをひたすら約70分回るポイント方式。初めの20分はポイントなし、それ以降は5分おきにポイント周回。昨日の調子も考えてこんなに長いクリテリウム最後までもつ自信はなかったが、Nickでの初試合で散々な結果で終わって帰る訳にはいかないと決意して出走。
はじめの20分はポイント周回はないため、集団のペースはそこそこ速いもののペースの上下はなくて前方を楽にキープ。ポイント周回が始まると、ポイント周回はかなりペースが上がるが、それ以外はそこそこ緩む感じ。ポイント周回で前方キープしてスプリント勝負してもまず無理なので、集団が中だるみするまではポイント周回ではポジションを下げながらついていき、緩んだところでポジションを上げる作業を繰り返す。
そして、38分あたりで集団が緩み、完走へのビジョンも見えてきたので、ポイント周回手前の一周でアタック。集団に容認され、追いついてきた早稲田塩田選手と二人逃げ。しかし、残り0.8周のところで痛恨の先頭交代での付きミス。追いつくのに足を使い切ってしまい、のこり300mのところで千切れて自分だけ集団に吸収...塩田選手は逃げ切り5pt...
足を使い切った後の集団はかなりきつく、ひたすら回復するまでは我慢の走り。なんとか耐えてやっと10分くらいで回復。この頃にはレースも最終局面。もう完走は確定したであろう60分のところのポイント周回でもう一度攣りそうな足をなだめながらアタック。。するも一瞬で吸収。。。そのあとは集団のケツにくっついて後方ゴール。
行田、神宮の頃に比べると集団内にいる分にはそれほどきつくなく、多少はレースに参加できるようになったのでそこは収穫。あと300mもっていて3ptとっていれば入賞前後なので、入賞は決して遠くない。昇格とか表彰台はまだまだ遠そうだけど。一方で、逃げになったときにあまり冷静に走れていなかったのは反省。あとは平坦ソリアの弱さ。まあやっとこさレースで足を使い切って強度の高い練習ができるレベルになったことは少なからず喜ばしい。
レース開催にあたって協力してくださった地元の方々、ありがとうございました。監督いつものように来て下さって、運転、アドバイス等ありがとうございました。

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今回、日直商会様より提供していただいた、Derosa Nickを使わせていただきました。軽さと剛性のバランスがよくとれていて、ヒルクライムでは(少なくとも前半は)周りの選手よりも軽々登ることができましたし、なんといっても二日目のポイントレースでは普段は苦にしているコーナー後の立ち上がりでもよく力が伝わってくれて楽に走ることができました。また振動吸収性もよく、路面の悪い部分で周りが踏みやめる場所でもしっかり踏めてポジションを上げるのが楽でした。本当にありがとうございます。今後もう少しポジション等煮詰めて、このバイクでTTT,インカレでいい結果を残せるように頑張ります。