UTokyo bicycle racing team

5/20 修善寺オープンロード クラス3 21位
このために二ヶ月ほど前から柿木さんにも相談にのっていただきながらしっかり練習をしてきて、ソリアやLT域に関しては明らかに成長が見られた。他の部分も試合前はピーク更新をたくさんしていたし、平山にもいろいろ教えてもらって昇格を狙っていた。
レースは最初数周が特にきついと聞いていたがそれほどでもなく、逃げもできない展開だった。1-2周目は8分台だが、のこりは9分ジャストくらい。走ってるぶんには今までに無いくらいやはり調子が良くて、楽しくてついつい前に出てしまう場面が多かった。
これは自分が今までまともにレースできていなかったこと、考えてできていなかったせいで前にすら出られずに終わったことが多いせいで前に行こう、という思いがただ強く、さつきに言われたようにただ先頭にいるのと集団をうまく使った上で先頭付近にいるのは全く違う、ということを理解しきれていなかったのだと思う。
5周目くらいに一木に「前に出過ぎでもっと無駄足使わずに走れ」とアドバイスをされてハッとした。監督にも何度か秀峰亭で同じようなアドバイスをいただいた。ただ、ついて行く、前で走る、ということしかできていなかった。
それでも調子は良くて、ラストの2号橋では集団前方で登り返しに入った。自分では余力がありもがけると思い込んでいたため、フルもがきを始めて一気に集団トップに出たが、実際にはかけ始めるのが早すぎて40秒ほどで一気に足が回らなくなり何人にも抜かれて21位で終了。

2ヶ月前3周ほどで千切れていた社会人対抗から考えると、脚の面ではかなりの成長は見られたが、走り方があまりにも下手くそなことには変わりはなく、頭を使ってもっと上に行かなければいけなかった。最後まで一緒に残ったさつきと一木も見ていたが、自分が一番下手くそであった。特に最後の秀峰亭の登りがあまりにもひどかった。もう少し抑えて、周りを見てついて行ってかけるようで無いとダメでただの発射台になっていた。
もっと言えば序盤から集団に身を潜めてうまく脚をためておかなければいけなかった。

試合後は洋和さん、三宅監督にかなりたくさんのアドバイスをいただいた。自分が相手の足をうまく削ったり、集団を利用するといった考えた走り方は聞いただけではできるようにはならないとは思うが、今回のレースで大きな失敗をしたことで実感できたことも多くあった。
次はITT、白馬だが、ここまで上げてきたベースを落とさず、インターバル能力を高めていきたい。

役員、ドクター等でお忙しい中来てくださったOBの皆様、ご指導くださった三宅監督、洋和さん、サポートしてくれた山田、車を出してくれた長岡ありがとうございました。
また、度々質問に答えていただいたりや的確なアドバイスをくださったBluewych柿木さん、本当にありがとうございました、おかげさまでフィジカルの面ではかなり成長出来ました(あとはフィジカルもさらに高め、レース技術もしっかりと身につけていきます)