UTokyo bicycle racing team

3/11 神宮外苑クリテリウム 2B DNF
去年はスタートで出遅れたまま後ろで走るだけになってしまったレース。負傷明けなうえ、自分の苦手なコースではあるが、だからこそ役員や応援で来てくださった多くの方々に、去年とは違う走りを見せたかった。
さすがにスタートはミスなく1周目こそ先頭でこなせたものの、2周目に入ってからズルズル後退し、3周目には千切れていた。脚さえあれば後ろでしがみつくだけはできるコースだし、去年の問題点は解決したうえでのこの結果なので、これが今の実力だと納得している。単純に自分が弱すぎた。
レース直後はそう思っていたが、グループ1で走る三人を見ていて湧いてきたのは違う気持ちだった。去年のインカレとその少し後までは、脚はともかく練習量や気持ちであの三人に劣っているとは思わなかった。でも、今の自分には同じ土俵に上がるだけのものが何もない。結果が出ないのは弱いから仕方がない、というよりも、弱くなっても仕方がない、と心の何処かで思っている自分が一番惨めに思えた。このまま言い訳を続けて6月下旬から頑張りだしたところで、目標に届かないのは自分でもわかっている。できることを全てやる、できることを増やす努力をする、というのができなければ続けるに値しない。もう一度、タイムリミットの中で昇格を狙っていたときのように進退をかけて自転車に向き合おうと思う。まずは6月までのレース計画と練習について考え直す。
応援部の皆様、例年以上の熱い応援をありがとうございました。ホームストレートに入って一番に東大の応援が聞こえてきて、とても励みになりました。
役員を務めてくださった、また、応援に駆けつけていただいたOBの皆様、指導をして下さった三宅監督と洋和さん、立哨で入ってくださった秋山さん、植田さん、拓央さん、加藤、大内、山田、響、依田、本当にありがとうございました。
そして、今大会のメインスポンサーでもあり、ミシュランのタイヤpowerをはじめとするレース機材を提供していただいている日直商会様、いつもありがとうございます。荒れた路面でも東大の選手に落車などのトラブルがなかったのは、powerの安定性のおかげです。
これだけ多くの方々に支えていただきながら不甲斐ない結果ばかりで、かつチームに関わる時間も減ってきており非常に悔しいですが、残された時間で、個人としても、チームとしてもより良い結果を出し、恩返しができるよう頑張ります。