UTokyo bicycle racing team

チャレンジロード U23 81位
長かった春休みの集大成となるレース。エントリー見る限りかなりレベルが高いが、周回数が少ないことと先頭から7分差とかまでなら通してくれるので何とか完走はしたいといったところ。とにかく3周目途中まで、あわよくば3周完了時まで先頭集団に残ってそこから有力なグルペットで粘れば完走できると考えていた。
人数が200人近いので、スタートは前の位置を取るべく早めにアップして最前列を確保してスタート。1周目から明らかに速くてきついが、ついていけない訳ではない感じ。一方で集団が密集しているあまり、幅寄せのオンパレードで横の舗装があんまりされていないところに追いやられて足をとめて、を何回もやってしまい、そういう意味ではかなりストレスフル。集団の人数が減っていくにつれて下りのスピードがどんどん上がっていき、3周目あたりは下りでポジションを稼げずかなりきつかったが、勝手に自分の方が登れると思っている人を見つけては(結局人違いだった)まだ千切れる訳にはいかないと言い聞かせて頑張る。4周目の一号橋の登りは最後尾付近でクリアするもそのあとの平坦で踏み切れず少し遅れるが(なぜか)後ろから来た慶應荒川の檄にも助けられ、下りで集団復帰。ここの秀峰亭だけはついていくぞと思ったところでまさかのニュートラルがかかり、レースが中断。大きな落車事故があったとか。
再開したのは約1時間後。計測チップを全員が付けるレースだったため、ニュートラルの時点での集団毎のタイム差で時差発走&残り2.5周という形でリスタートすることになり、中断前は限界が近かった自分には都合の良すぎる展開に。この時点で先頭集団は55人、完走はもう間違いないのでここで目標を30位以内に変更。レース途中で目標を引き上げるのは初めてである笑
と夢を見てみたが、残り2.5周、周りはプロ+学連トップレベルの選手ばかりでペースが遅いはずがなく、リスタート後1周目の秀峰亭でオールアウト。長者ヶ原で55人中2番目という早さで千切れてしまった。その後は第2集団に追いつかれないように頑張るも最後の秀峰亭で飲み込まれて終了。
順位自体は微妙だが、千切れた時点で試合終了というレースで上位55人に入れたのはかなり良かったのかなと。ニュートラルによって完走の価値は大幅に下がってしまったが、ニュートラルがなくても普通に完走はできただろうし、なんといっても大集団で、それもラップが8分フラ前後で走るレースを1日で2回も走ることができて、非常にいい経験になったと思う。一方でソリアが55人中2番目に弱いというのはいかがなものかと。登りにおいてもパワーが全然足りていない。自分と同じように4周目はギリギリで登っていたらしい順天の原くんが全日本の出場権を獲得していて、少しばかり悔しかった。
授業がこれから始まり、どれくらい練習時間が取れるか分からない状況ではあるが、(メンバーになれるかどうかは怪しいものの)TTTや個人ロードに向けて頑張りたい。レース中ウェアを持ってくださった慶應池邉さん、運転に加えて代輪の準備をしてくださった監督、ありがとうございました。