UTokyo bicycle racing team

RCS終戦神宮クリテリウム グループ1 7/20周DNF
何もできずに早々にちぎれ、自らの力不足を痛感させられた試合だった。こんな気持ちになったのは六大学トラックあたり以来か…。
動画を参照しつつ振り返ると(レッグウォーマーのおかげで自分を見つけやすかった笑)、二列目に並んでスタートするも、クリートキャッチに手間取り、集団中ほどからやや後方へ。横から浦が上がっていくのが見えるが自分は前の人についていくだけ。今思えばとにかく余裕のあるうちに無理をしてでもポジションを上げるべきだった。高石杯や行田では最初後方にいってしまっても、しばらくして集団が緩んだ時にポジションを上げられていたので油断していた。少しだけポジションを上げたり下げたりしつつ、1周目終了時点で後ろから20~25番目くらい(出走63人)、2周目終了で後ろから15~20番目とだんだんとポジションを下げてしまう。特に、180度コーナーの立ち上がりが苦手で、そこで何人かに抜かれてポジションを下げるのが痛いところだった。スピードがかなり落ちるため90度コーナーとは全然違った。スタンディングが苦手な僕にとっては非常に辛かった。
そして、だんだん辛くなってくる。ポジションを上げなければ、と思うも思い切った動きができない。周りで誰かいったらついていこうと思うのだが、なかなかそのような動きがない。3周目終了で後ろから10番目くらいに。早稲田の選手、とそれに続く順天の選手がポジションを上げていくのが見え、これになんとしてもついていかなければと思うものの、既に疲れていて反応できず。それでも4周目には後ろから15番目くらいまでポジションを上げるも、ホームストレートで自分の斜め前の方で落車。気をとられて一瞬足を止めてしまったのと、自分の横の方の人は足止めをくらったので一気に集団の後ろから5番目くらいに。結局この落車で足止めをくらった人たちがDNFした人の大部分だったようだ。180度カーブまでに何としてでもポジションをあげるべきだったが、思い切りが足りず、そのまま180度カーブに突入。それまでの周は何人かに抜かれつつ適当なところで後ろについてクリアしていたのだがもう自分の後ろに人がいない。そのためちぎれてしまう。最終コーナーでは追いつくが、5周目が終了し、6周目に入って180度コーナーに行くまでの間にちぎれてしまう。そして7周で終了。
NPを見てみると、ちぎれても仕方がないかな、というくらいの強度であったので、自分の実力では、前に位置していなければ厳しかったのだと思う。行田に比べ、人数が多く、180度コーナーもあったので分かってはいたのだが後方はきつかった。そして行田と異なり長いストレートがなくすぐコーナーに入ってしまうので躊躇してしまい、ポジションをなかなかあげられなかった。インをついてでもいいから思い切ってポジションをあげるべきだった。
直接の原因は180度コーナーが弱すぎることだったと思うが、ベースの力がもっとあれば例え今回のようなポジションでも集団からちぎれるようなことはなかったはずであり、ベースの力がないとも感じさせられた。自分の周りでも集団についていっていた人はいるので。とりあえずTTTあたりまではFTPの上昇をトレーニングの主要目的に据えていこうかと思う。
最近の練習では手ごたえがあり、精神的にもよい状態で臨むことができただけに、少しショックな結果になってしまった。OBの方々、応援団の方々が駆けつけてくださり、モチベーションも非常に高い状態で臨むことができました。ありがとうございました。特に東大応援団は大人数で演奏と力強い声援によって盛り上げてくれ、普段はなかなかない機会なので嬉しかったです。次の機会には、もっと強くなり、もっと活躍する姿をお見せしたいです。
アドバイスしてくださった監督ありがとうございます。植田はいろいろとサポートありがとうございます。宮崎さん、応援ありがとうございます。水田さん、福田立哨ありがとうございます。
これで1年目の試合がほぼ終わりました。今回はいい結果ではなかったですし、当初から密かに目標にしていた1年目でのクラス1昇格などはさすがにかないませんでしたが、振り返ると順調に成長できた1年目だったと思います。部員のみんなに引っ張られ、切磋琢磨したおかげです。ありがとう、そして引き続きよろしくお願いします。2年目は忙しくなり、また成長の度合いも低くなってモチベーションを保つのが難しくなることもあるかもしれませんが、このまま順調に成長するべく頑張っていきたいと思います。とりあえずは明日からの合宿です。大いに楽しみにしています。