UTokyo bicycle racing team

東京都選手権
安井と共にAで参加。他に強い選手としてはラバネロの小段・大地氏、アクアタマの若杉氏など。予想はラバネロの二人との勝負

コース8km*7=56km
修禅寺8kmコースが久々に登場。TOJの11kmコースとかなりの部分でかぶる。秀峰亭を登ってからさらに山頂までかなりの勾配の坂が続き、非常にきついコース。

序盤は誰も前に出たがらないが、損を承知でマイペースに牽引。ややオーバーペース気味だが、さっさと人数を減らしたいのとトレーニングになるのとで、お構いなしに淡々と踏む。2周目からは小段選手がこの動きにちょくちょくのってくる。久しぶりのプロトンとそこそこテクニカルなコーナーに感覚を戻すのに時間がかかる。

順調に一人、また一人と減っていき、3~4周ごろには当初予想していた3人になった。2対1でここからが本当の勝負。

隙をつかれて小段選手の先攻を許す。ここで足を無駄に使うと終わるので、後ろにしっかりとついている大地選手が足をためにくいように平坦と下りをそこそこ、登りでしっかりと踏んでいく。しかしもちろん小段選手はどちらも踏んでいるので追いつくのに時間がかかる。なんとか2周ぐらいかけて、じわじわと追いついていき、追いつくときにはカウンターで大地選手を力づくで切り離すことに一度成功する。

そこからしばしば打ち合いながら小段選手と二人で回す。そしてラスト1.5周の登り返しでとどめを刺しにいったのだが、ここで切り離しきらずに両者激しく消耗してペースダウンしてしまう。このとき後ろで一定ペースを保ち、粘っていた大地選手に差を詰められてしまった。

なんとか二人でラスト1周のジャンを聞くが、さっきのアタックの影響でハイペースを維持することができない。なんとか登りをクリアしてラストに絞るほか戦略がなくなってしまった。

そして登り終わって下り途中で大地選手に追いつかれ、そのまま軽いアタックにもっていかれてしまった。なんとかこれには対処。そして最後の坂で数発交互に打ち合うと完全に売り切れ、小段選手に一気に行かれてしまった。その後灰になった自分を尻目に大地選手も一気にアタック。

ゴールの坂はもはや上がれるのだろうかというレベルでふらふら。

結果はがっちりと二人で固めてきたラバネロに歯が立たなかったが、トレーニングとしては非常に強度も上げられたし、満足できるものだった。

アタックの切れがラバネロの二人は違うな、と思った。パワーは同じぐらいあると思うが、身体の使い方でかけ始めの何秒かの切れを稼いでいる印象がある。あれ自分もできるように練習しておこう

監督、大田さん、運転とサポートをありがとうございました。