UTokyo bicycle racing team

東日本選手権
クラッチ予選 9位/21人(予選突破) 51-14
クラッチは、最後の位置どりで脚の差を埋められるから位置どりに気をつけろという教え通り、最終局面で良い位置にいたためそのままなだれ込んで9位になることができた。選手権大会で予選を突破するというのは初めてだったので良かった。
OPEN 1kmTT 1.11.144 48-14
前日の記録会で基準切りを果たしていたのでこの日はチャレンジでギアを一段重くした。結果的に回しきれずタイムは落ちた。今後これ以上のギアでも踏み倒せるように脚力をつけていきたい。まあ、この日は風が強くタイムが出難い環境だったこともある。記録会で基準切りしておいてよかった。
4kmTP 4.42.034 52-14
なんとも言えない。つきミスとかの技術的問題は、チームとしてほぼほぼ克服しているのだが。
クラッチ決勝 19位/22人 51-14
前半、早稲田、日体との3人逃げが形成され、レース折り返し地点の15周目を過ぎるくらいまで軽快に逃げ続ける。逃げといっても何としても逃げ切るとかいうつもりのではなく、自分も先頭は回って来るけど全然消耗するわけでもなかった。他の2人もそんな感じで、ゆっくりペースで楽であった。それでも長く逃げ続けられたのは、他の2人が出場者の多い大学の選手で、集団から追う動きが出なかったからだろう。
その後いよいよ逃げグループが捕まりそうになったので、自分は集団を待つためにバンクの上の方に移動。逃げ吸収時にカウンターアタックが掛かって集団がスピードアップしたのはセオリー通りだったが、準備のお陰でちゃんと集団に戻れた。
しかし、残り4周あたりでレースが決まりそうなアタックが掛かると、別に脚がカスカスだったという訳ではなかったのだが、単純にパワーの天井が低いので千切れてしまった。結局、順位は予選通りのレベルで終了。
今回、選手権大会決勝というレベルの高いレースで走れて、逃げたり集団の中にいたり、いろいろな局面を経験できたことは非常に意義がある。今回は順位を狙って云々というよりも、今後に向けた経験を積むということをレースのテーマにしていたので。そういういろいろな局面を走る中で、逃げるときはちゃんと機能するメンバーと一緒かよく見る、吸収されるとき速度差で置いていかれないように工夫する、集団の中では中切れに気をつけて強い人をマークするといった、ごく基礎的な走り方のところが押さえられていたことには我ながら満足で、これで最低限のスタートラインに立てたというか、箸にも棒にも掛からないようなレースは今後なくなっていくだろうという楽観的推測が立つようになった手応えがある。あとは脚の部分なので、トレーニングしていくしかない。
車を出してくれた岡野、サポートと役員をしてくれた山田、アドバイスをくださった三宅監督、中村さん、応援に来てくださった小藤OB、役員をしてくださった大脇OB、白石OB、金子OB、平松OB、ありがとうございました。