UTokyo bicycle racing team

呪いのローラー 木村響

ぎっくり腰もそろそろ大丈夫になってきたので練習を再開します。
12/30 呪いのローラー、Tacx vortexを手に入れてから2週間が経った。森、コジオ、菅家と、このローラーを受け継いだ者たちはいつの間にか部を去ってしまうという曰く付きのローラー。
 12月中旬にローラーを受け取ったはいいが、学生会館に自転車を盗まれたり、ぎっくり腰になったりしてなかなか使うことができずにいた。まさかこれが呪いのローラーの力か?このまま練習できずに俺も部を辞めてしまうのか?と思われたその時!!救世主zwiftが現れたのだ。。。
 3R LaGuardia Loop Reverse Race Bクラス 5位 zwiftとtacxの接続に手惑うこと3時間、(スマホのアプリを介したところすぐ出来ました)ようやっとレース開始。そんな感じなのでアップもできずコースの距離もわからずスタート。ただそこに待っていたのは想像以上のワクワク感。これ楽しいですね。
 しかし、まだこのアプリに慣れていないのでどうも集団内にとどまることが出来ない。集団内にとどまるためのちょうどの出力がわからず、つい踏みすぎて先頭に出てしまう。しまったしまったと足を緩めると今度は集団の最後尾まで下がってしまう。そんなこんなで150w-400wのインターバルを繰り返していると当然のごとく足がなくなる(何だかクリテに似てますね)。集団内にいる時間よりも集団の前後5mにいる時間のが長かったのではというくらい。こればっかりは慣れが必要。結局最後はちぎれてしまったけど、なかなかに楽しかった。これで冬を乗り切るぞー。
 Tacxのローラーvortexについてですが、zwift内での勾配の変化や周りの人との位置関係に合わせてローラーの重さも変化するのでリアリティがある。何よりこのローラー、出力の指定がある場合には、現在のケイデンスから計算してパワーが指定値に合うように自動的に負荷の重さを調整してくれる。これがあればピークパワーチャレンジなどがやりやすくなるんじゃないだろうか。このローラーを売ってくださった日直商会さまに感謝感謝です。呪いとか言ってすみません。
 呪いのローラーは半年以内にその効果を発揮するみたいです。さあ自分は呪いに抗えるのか。ちなみに今のところ自分は部を辞める予定はないです。