UTokyo bicycle racing team

個人ロードDNF
未だにうまく心の整理が付いていないので、あっさり日記にします。
まだまだ完璧に仕上がってるなとは感じていなかったが、調子はいい感じ。前日から植田にリラクゼーションのマッサージをしてもらい、アップ前もアップオイルで丁寧にマッサージしてもらった。いつもありがとう。

検車もスムーズに済ませアップの時間を最大限確保。出走もクラス2最前列でスタート。何もいうことはないが、これ以上のことはない。完璧な試合までの流れ。これもみんなのおかげ。ありがとう。
試合中は下りで何人かに抜かれ、クリテダッシュでいつも通り抜かれ、平坦で前にズバズバーと出て行く感じ。逃げのアタックは確認したが、メンツ的に勝ち逃げにはならないしコース的にも厳しそうなので乗らずにおとなしく集団に。途中集団が不安定になることはあったが、5周目からは落ち着いてダラダラ消化するのみ。平坦アタックは本気ではもがかないが、前方はキープし続けた。

しかし5月の実走不足か寒さか、全くしんどくはないのにクリテダッシュが体に堪える。何周目かわからないけど、平坦の日大岡本アタックで足がつる。そのまま登りに入ったので、後ろにポジションを落としながら回復を待つ。一番後ろでちぎれかけながら田んぼ前コーナーでスリップして転倒。速すぎたのか、路面が悪かったのか、雨だったからなのか、それの複合か。起き上がって追いかけても手首が痛くダンシングが辛くて、ゴール地点で降りた。(余談になりますが、救護テントで「俺に痛点はない!!!悔しい!」と言いまくって申し訳ございません笑。)
様々な人の期待を背負って戦っている以上、もっと完璧に仕上げなくてはいけない。最近の試合はメンタルの仕上げが非常にうまくできていて、試合の入り方はすごくいいが、そもそも練習が少し足りなくて本当に悔しい。落車も避けられるものだったし、このような終わり方はとても残念で申し訳なくて、とてもとても悔しい。
サポートのみんなや支えてくださるスポンサー様、OBの方々にいい報告をしたかった気持ちで悔しすぎて、帰り道は妙なテンションになってしまった。しかしまだまだこれから。ソリア域は学連でもトップクラスだと思っているし、あと30秒までの領域の反復能をあげて、メディオを少しだけ伸ばせば十分上位を狙えるということに変わりはない。むしろこの試合を通じて強まったとも言える。戦うのみ。サポートしてくださった皆様、ありがとうございました。

p.s. 手首は剥離骨折でした。治るのはしばらくかかりそうですが、全日本があるのでローラー練で修行していこうと思います。ロードはダンシングが厳しいこと・落車のリスクがあることから回復次第ですが、TTは出ようと考えており、治療も進めています。2016年のヘイマンのパリ〜ルーベ優勝が語るように、この程度の怪我は言い訳になりません。Always Keep Ridingの精神を胸に戦います。