UTokyo bicycle racing team

結果:チームタイムトライアル8位、個人タイムトライアル3位(クラス1)
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チームタイムトライアル
この日のためにメンバーは最大限の準備をした。本当に雨の日も風の日も練習した。メンバーだけでなくタイヤ貼りや立哨、サポートなど東大一丸となって挑めた100kmだったように思う。
ここまでやったのだから結果はどうあれ後悔はしない、というかもう後は走るだけといったところ。
当日もスムーズに事が進み、いよいよ出走。東大は鹿屋の次の二番手スタート。
最初一周目はいいペース。が、しかしぼくはギリギリのラインに足をかけてしまっていた。二周目には結構なキツさ。
とここで中村さんの後輪がパンク。先頭を牽く様子から水田を切って安井荒牧中村さんでいくという判断をするが、その場100mほどのところにいたリタイア選手の後輪に期待してしまったり(その選手も後輪パンクで後輪はもらえず)、後輪の交換に手間取ったりと大幅にタイムロス。しかし不幸中の幸いだったのは荒牧が自ら残ることを主張してくれたこと。風邪で見た目よりキツかったらしい。ここで(実はまだ余力を残していた)水田を残せたのが大きかった。
ギリギリのラインに足をかけていたツケがついに3周目でまわってくる。往路の追い風区間ではどうにかごまかせたが復路の向かい風の中ではもうダメ。3人の配分を均等くらい〜僕少なめくらいにして向かい風の中を進む。もう脚が固まってしまって回らない・いたるところが攣って踏めない。
しかしここで中村さんと水田の二人が頑張ってくれた。もう青息吐息のぼくをなんとかゴールまで引きずっていってくれました。
このメンバーでトラブルなく走りきれたなら本当に表彰台も夢ではなかった。そこが悔しいところ。運も実力のうちですか。
本当に今回のTTTはチームメイトのおかげ。ありがとうございました。
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個人TT
いろいろあって僕が11時くらいまで立哨をしなければならないという衝撃的なイベントが発生!!しかしまあこれはもう誰に文句を言ったところでどうにかなるという問題ではないので仕方ない。むしろあらためて選手がレースを走るのにどれだけの人が支えてくれているのかがよくわかった。
最終7番手スタートというVIP待遇にもかかわらずチームのところに帰るといい時間。ほかのみんなはもう走り終わっていて悲喜こもごも。やや悲の方が多い印象で完全に喜んでいる人はいなかった。残念。
前の笠原選手が昨日の落車でDNSなので窪木選手から2分あけての出走となった。背中が見えたら儲けもん!といったところか。
序盤はとにかく上げすぎないように心掛ける。これはいつも序盤に突っ込みすぎる僕の個人追い抜きの反省。往路はなかなかの追い風でスピードが出るがここで踏みすぎは禁物。昨日調子の悪かったSRMも今日はきっちりペースを管理してくれている。
踏みすぎは禁物とか言っていながら折り返しポイントですでに絶望的なキツさ。もつのか???
もうここからは気合いを総動員して耐える作業。苦しくても顔を下げることは許されない(TTメットだから!)。もうこんなに苦しいんだから何位でもいい!!早く終われ!いや、でもやっぱり優勝してユニバシアード行きたい!!!
ゴールまで8km地点で先ほどまで一緒に立哨をしてくださっていた埼玉車連の方の応援がありがたい。
全て出し切って、絞り出してゴール。
結果は佐々木選手、窪木選手、郡司選手、僕。総合4位だったが郡司選手クラス2のため、ぎりぎりポディウム
三位という結果には嬉しい!しかし手放しで喜べるかといわれればそうでもなくて、優勝を目指したくなる欲が出てきます。欲張り。やっぱり優勝した選手だけが手放しで喜べるんですね。けれどあの42分間でもう少し頑張れたというようなとろは紙一枚入る隙間もないので、よし。来年だ来年!!
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この二日間、サポート立哨してくださった部員のみなさんはじめ、監督、谷川OBありがとうございました。
孝之さん、克之さん、チームTTは思ったようにはいきませんでしたが、個人TTではなんとか目立つところまで行けました。SRMのレンタルとトレーニングサポートのおかげです。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。

次はいよいよ個人ロード。勝ちます。