UTokyo bicycle racing team

東京都クリテリウムU23+Eliteクラス3
金曜土曜と足が終わっていたが、今朝起きてみると、結構回復している。昭和記念公園までの自走は、寒さと強風であまり出力も出なかったが、悪くはなかった。
三谷、宮崎と同じ組で。レーススタート。
1周目 静観。やはり緩む瞬間があるなあ。三谷が動いている。スプリントポイントもあっさり献上。
2周目 前周のスプリント直後に、トラック選手との勝負を避けるため、エスケープを敢行。三谷、宮崎に協力してもらう。しかし、日大が集団を引き連れて吸収にかかり、だめだめ。
宮崎ごめん。ここで180°計画変更。限りなく足を休める。前日、三宅監督と柿木先生が、クリテでのマイケルの位置取りの良さを話しており、自分もいけるかなあ、と思い、スプリント勝負をすることにする。
残り2km辺りから、ドロップに持ち替え、10番手以内をキープする。残り300mで飛び出した順天堂の選手に、大井埠頭の要領でべた付き。最後捲くりに行ったが、さすがハロン13秒では捲くれず2位。
あれ・・意外と行ける。
3周目 まず足を回復させる。静観した1周目がもったいなかったが、自分は足が残せているという事にして、次に集中する。前方に位置取り、いい流れで発射した同志社をマーク、最後に本気で捲くって1位。あれ、いいの・・?
4周目 これはイケル。この頃に入賞ではなく、優勝が頭にちらつき始める。次のスプリントも2km切ってからに最大限集中し、ポジションをキープ。残り300mで順天堂のスプリンターが発射。何とか対応し、最後100mで今度はしっかり捲くれるよう全力を尽くす。数センチ勝負。若干勢いがある自分が髪の毛一本捲くったーー!と思ったら、外から来たもう一人の順天堂にさらに捲くられる。2位。
5−7周目 ペースが上がらず、前方に人がうじゃうじゃ。位置取りに苦戦。スプリントに絡めないケースは足を使い尽くさず、貯めた。結果的にはこれが良かったのだろうか。
8周目 落車も起きるだろうから、かなり集中。残り二キロでペースアップ。ちょっとした隙を突いて前方へ。日大、中央などのアタックがかかる。でも、集団も順天堂の選手をはじめ、足は揃っている。ペースを上げて、最後の橋(残り500m)で吸収。10番手ほど。ここで同志社が発射・・・べた付き・・・背後に気配・・・残り250m・・・オーベストの若いBR1選手の真似で、「うおらぁーっ!」って叫びながらスプリント。もう気迫全開!血圧上昇!ゴールまで行くのみ・・行ってくれ・・

・・・

勝ってしまった!ラインが見え、隣に半車身差で選手が見え、勝利を確信!稀に見るださいガッツポーズをしてしまった。
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photo by Nakamura君(Tokyo Tech Univ.)Thank you!
キャリア初勝利だったので、うれしかったけれど、山岳コースで苦しみ抜いて8位になった実業団いしかわの方がうれしかった気がする。今回は、実力的には決して優勝ではありません。出力によって走りを客観視できていたので、最大限、本番で力を活かすことができました。そして、運を呼び寄せることができたと思います。このようにできたのも柿木先生や、一緒に練習してくれた仲間、卒業されていった先輩方のおかげです。ありがとうございました。
今日は表彰台を楽しみました。
そして、合宿が始まるまでになんとしても力をつけて行きたいです。オーベストではまだまだ最下位。頑張ります。
この二日間、立哨員やサポートをしてくださった皆様本当にありがとうございました。
乱文失礼しました。いま研究が大変な状態なので、このテンションで火曜日まで寝ずにパソコン叩いて頑張ります。