UTokyo bicycle racing team

2days race in 木祖村

今回はチーム多摩学連として往来ジャージで出場。メンバーは東工大加藤さん・英生と野生の社会人の駿さん。

 

ステージ1a 個人TT 11:54.67 12位
朝まで雨が降っていて路面乾きかけ、試走はゆっくり1周のみということで、TTバイクで走るのが怖すぎて安全に行く方針。7週連続レースの1週目の重要でないレースで落車したらどうしようもないので。コーナーではためらわずベースバーを持ち、上りと直線は体感400Wで踏み続けた。脚止めすぎてそれほどきつくもなかったが、機材のおかげでそこそこ好タイム。2位とは12秒差だが、1位のかみたいとは43秒差🤮終わった人生。

高杉さんFacebookより

ステージ1b 9km×9周 優勝!
上記の通り2位までは僅差なのでうまくいけば総合ジャンプアップも狙える。コースの特性もよく分かってないし、ボーナスタイム欲しい、逃げたい、くらいの大雑把な方針。TTのタイムにより前方でのスタートに成功。すぐに加藤さんと比嘉くんが逃げ始めたので、集団先頭で死ぬほど抑えてやった。おかげで最初の2周ほどはかなり楽にこなせた。この逃げが捕まってからは、大きな逃げはないものの先頭にいるメリットが大きいためローテが回りハイペースで進行する。ずっと前にいられたからよかったが後ろはやはり阿鼻叫喚だったようだ。
6周回完了手前の上りでイナーメの北野さん?が踏むのに着いていったら6人で抜け出す。グリフィンの永冨さん、日大の("こっち側"と名高い)森本くんなど。いい感じに回っていたと思ったのだが、ちょうど1周逃げたところで吸収される。この7周回完了時がボーナスタイムだったので、ちょっと踏んで3秒ゲット。誰も取りに行かないので間違えてるかと思ったけどちゃんと取れてた。ちょうど追いつかれるくらいだったから総合上位勢が前にいなかったのかな?とりあえずラッキー。

そこからは特に大きな展開はなくラスト半周。残り2kmの橋のあたりから牽制気味の中Avenir風間選手と日体がアタックするが集団は完全にスプリント待機モード。前は気になるが、湾岸がトレインを組んでいたので近くにいて10番手以内でこなして最後の1分坂に突入。ラインをこじあけて全力もがき開始!チーム駐車場前の急勾配区間を12倍で駆け上がり逃げをぶち抜くと、後ろは少し離れてる!脚をつりかけながら全身で踏みきって逃げ切り優勝。マスドレース初勝利でした。

急勾配区間を終えて残り200m。



ゴール地点のボーナスタイム6秒を得て総合4位まで浮上。総合表彰台が見えてくる。

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ステージ2 9km×14周
総合1位かみたいまで34秒、総合2位高岡さんまで5秒、総合3位大仲くんまで3秒、総合5〜8位とは数秒差でのスタート。8,10,12周完了時に3,2,1秒、フィニッシュで10,6,4秒が与えられる。もちろん逆転を狙うので取りに行くしかない。

総合4位のため最前列スタート。1bは2列目だったので位置取りに負けて少し下がってしまったが、最前列だと車にビタ付きしていれば安泰だった。アップはなしでローリング区間で意識的に脚を回して温める。

リアルスタート後、1周目のホームの上りで北野さん、大仲くん、明治白尾選手などが逃げを形成。ここは反応せず。みるみる30秒以上に開いたが、往来・明治・京産・RXなど総合上位チームを中心に回して6周目には吸収。少し前を引きすぎたのか、昨日の疲れなのか、そこそこキツくて、5周目の上りではうっかり位置を下げすぎて危なかった。

そしていよいよ8周目。3番手で上りに突入し、すぐに先頭に立ってしまう。中里さんのプレッシャーを感じ、緩くなった残り200m手前で早めのアタック。早すぎて、中里さんにキッチリつかれて差されて2位通過。2秒獲得。3位通過は高岡さん。流石に手強い。

高杉さんFacebookより。早すぎるアタック。

このボーナスタイムでもがいたメンバーが大きく抜け出し、中里さん・高岡さん・京産上野くんと4人で逃げることに。しかし、もともとキツかったところからもがいた直後である上に、ペースが速くて非常につらい。タイム差は40秒前後で推移。往来や毛玉のメンバーがガチガチに集団を抑えてくれていたらしい。ありがたい。
頑張って少しは引いて、10周目。もう息絶え絶えで、中里さんのアタックには反応が遅れたものの無理やり踏んで高岡さんはぎりぎり差し切る。(上野くんは総合関係ない。)さらに2秒追加。

高杉さんFacebookより。10周目ボーナスタイム。

ちぎれかけ。

ここまでで総合有力勢の位置関係は

高岡 top+27秒
篠崎 top+30秒
中里 top+30秒
大仲 top+31秒

となった。TTの小数点以下のタイムにより、このままタイム差なしなら総合3位という状況。しかし、11周半ばで耐えきれずドロップしてしまい、12周目のボーナスタイムを中里さんに取られて逆転される。もう限界近いのでとにかく集団に残ることだけを考える。最後はぎりぎりで逃げを吸収し、それなりの位置取りで踏み切ってなんとか総合勢とはタイム差なし?

リザルトはまだ出ていないが、タイム差なしだとしたら総合4位なはず。

総合表彰台には届かなかったが、強敵相手に十分健闘したと思う。ただ、今思えば10周目のボーナスタイム後にツキイチして逃げを潰してしまえば、ボーナスタイムがすべて消えて総合3位になる可能性はあったかも。逃げ続けても中里さんに詰められ続けるだけなので戻るべきだったが、とっさの判断でツキイチを選ぶことができなかった。この辺りは今後の課題か。

 

一緒に参加してくれた多摩学連の皆、三宅監督、筑波大の皆さん、ありがとうございました。