UTokyo bicycle racing team

スクラッチのすゝめ

土曜日 バンク練at西武園 バンクでやりたい事がいっぱいあったので参加したバンク練。7割くらいはできたかな。
 スクラッチ練について少々。6月のバンク練の時にzaiさんたちが遊びでやっていた少人数レース方式の練習。確かにアレはグダグダで外から見ていた人たちは笑っていたが、こういったレース方式の練習こそが必要な練習なのではとその時思った。しかし、団抜き練に追われてなかなかできずに今に至っていた。
 もともと自分はレースにおける立ち回りがド下手であり、その部分における成長は今まで感じられたことがほぼない。ましてや技術が伴わないまま、TTでクラス2に昇格してしまったので今やレースに出てもあっという間に千切れるだけになってしまう。この状況を打開するには、レベルの低い市民レースに出るか練習にレース要素を足すかの2つしかない。後者にまさにハマるのがバンク練でのスクラッチ形式練なのではないだろうか。公道でもがくよりはるかに安全だし。それに公式レースと違って1日に何度もできるし、レベルも低くなるのでもっと色々試せるようになるはず。
 レース苦手な人としてこうやって書いてみたが、スクラッチ練はクリテで勝ちたい人にこそ合っているのではないかと思う。クリテで勝ちたいなら、アタックの力加減とかスプリントをかけ始める時のゴールまでの距離とか、そういうレース中でしか得られない感覚が必要になるんだろうし。
 もちろんクリテとトラックじゃ全然勝手も違うんだろうけど、それなりに人数を集めて、参加者がみんなそれぞれ展開を作る意志を持てば、必然的に強度も高くなって良い練習になる気がする。
 以上、クリテが嫌いな人間からの提言です。参考にしましょう。

 団抜き練。団抜きはインターバルの練習になるだけではなく、さらに色々な効果が期待できると柿木さんが仰っていました。
 TTポジションをとって気づいたのだが、どうも同じセッティングでも踏めるフォームとそうでもないフォームがありそう。バーを握ってケツが下に落ちてくると後ろ側の筋肉が使えなくなり足が回らなくなるのではないかと思っている。TRSで急に垂れたのも2分過ぎでケツがずり落ちたからだったりするんじゃないだろうか。今まではバーの上下位置にばかり注目していたが、前後にも良く注意せねばなー。また沼にハマってしまいそうな予感。