UTokyo bicycle racing team

神宮外苑クリテリウム グループ1完走ってだけ
去年は林さん浦さんすげーなーって眺めてただけの実は憧れの試合のひとつ。正直完走すら怪しいんじゃないかとびびってたけど、とりあえずヘアピンでは外側から入ることだけに気を付けようと思って出走。最初の5周は続いてほしくないペースではあったけど、周りの選手がうまいのか何なのかわからないけど、ヘアピンもそんなにつらくはなくこなせた。そこからはペースもやや緩み回復に努める。10周の周回賞のときにはかなり緩んでて、せっかくだしちょっと飛び出してみるかと思って周回賞狙いの流れに乗ってするするっとペースを上げてやや抜け出すも、ちょっときつかったのとビビってしまっておとなしく集団に戻る。そこからは逃げにブリッジしたそうな人がちらほらいるものの、自分の位置ではどうもすることなく周回をこなして終わり。入賞とかには程遠い走りだった。
反省としては飛び出したタイミングで思い切って踏みまくるべきだったっていうことと、そもそものポジションが後ろすぎるということ。後ろだからしんどいというのはあまり感じなかったけど勝負には絡めない位置だったので、勝つ気がないと叱られても仕方ない気がする。またせっかくそこそこ余裕があったんだから、少々きつくても後先考えず踏み続けるべきだったのかなと後から少し感じた。本当に宮崎さんのアドバイス通りだと思う。
とはいえ自分は(ちょっと調子が良かったor周りがうまく協調できてなかったっていう背景があったのかもしれないにせよ)そんなに弱いわけじゃないのかもと思えた点ではいい経験だった。逃げるのも絶対無理だと絶望するほど弱くない。2月は膝が怖くて高強度やっていなかったけど、もっとスプリント練などを混ぜてペース走をやりこんでいけば、もっと動けるようになるんじゃないかなと思わせてくれる試合にはなったので、これからにつなげたい。とりあえずは明日からの合宿ですね。頑張ります。
今回の試合はいつも以上にいろいろな人に助けていただきました。まずは応援団の方々。応援団の声援は毎周回聞こえてきましたし、あのホームストレートに入るたび元気づけられました。自分は意志が弱い人間なので、「応援団の前で主将がDNFするわけにはいかない」という背水の陣加減もあって、いつも以上に力を発揮することができました。次に立哨・役員をやって頂いた方々。レースの裏側ですが本当に助かります。そしてスポンサーである日直商会様。ご提供いただいているPro4のおかげで僕のへたくそなコーナリングでもしっかりと車体を支えてくれました。来シーズンも東大自転車部をよろしくお願いいたします。また最後になりますが応援に来ていただいた林さんや浦さん、そのほかOBの方々、そして1年に一度僕の試合を見に来てくれる父、母、姉ありがとうございました。今シーズンを振り返ると不甲斐ない成績しか残せていませんが、成長は感じられているので来シーズンは結果を残せるようさらに努力していきたいと思います。