UTokyo bicycle racing team

六大学TTTに参戦。みんなと走るのはインカレ以来だ。

よし、がんばるぞと強い思いを心に秘めてスタートしたと同時に前輪からぺちぺち音が鳴り始めた。ディスクホイールに貼ったテープがはがれてフォークに接触したのが原因だ。粘着力が弱くなっているのは分かっていたので、はがしておけばよかったと激しく後悔した。この音と一緒に残り50kmをうんざりだが、幸か不幸か半周を走ったところでメーター検出器がぶっ飛ぶとともに音がやんだ。

1周目から西園が引きまくる。高木もある程度引く。東・古居・自分は先頭に出たらすぐ下がる。これを延々と繰り返す。4周目あたりで法政に抜かれる。先頭西園がすぐ抜き返す。が、すぐ抜き返される。ペースを乱された感があるが、後ろにつく方が力が発揮できるのは自然なことなのでお互い様だろう。審判に注意されたこともあるが、時間が経つと自力の差が出て法政が前に去っていく。

あまりに展開が単調だったので、中盤は特に気になったことはない。終盤はだんだん西園の引く量が少なくなっていく。その分、自分の番が早く回ってくる。自分としては先頭を引いている時もそうだが、最後尾につく瞬間のダッシュが一番きついのでしんどさが増す。

ラスト1周を迎えたところで、すぐに西園と古居が切れる。その後は3人で回すが、さすがに前半多めに引いた高木は疲れていそうで最後に一度切れかけたので、後ろを少し気にしつつゴール。

おつかれさまでした。

所感
○収穫は古居は想像以上に強かった。これに尽きると思う。白馬クリテリウムのイメージしかなかったので正直驚いた。切れる直前もほとんどスピードダウンしていなかった。今後が楽しみな存在だ。
○ディスクホイールのテープは要注意!
○本番でしか見えないことがある。調子や実力は変動するもので、それを最適化することは難しい。と改めて思った。今回は、東と自分が不完全燃焼だったと思う。もしかしたら古居もまだ脚が残っていたんじゃないか?と個人的に疑う。

最後に
関係者のみなさま、サポートや大会運営ありがとうございました。
そして何より、東京大学1年目で六大学TTTを走らせていただいたことに対してチームのみなさまに感謝申し上げます。