UTokyo bicycle racing team

チャレンジロード 優勝!!!

 

©︎JCF

4/10 チャレンジサイクルロードレース U23 優勝

1:45:38 AP248W NP299W

毎春恒例の腕試し、チャレンジロード。全日本資格はあるし出る意味はないんだが前年4位でもある得意なコースなので春休みの乗り込みの成果を発揮する場として出場。

中央や日大もしっかり出てきてるし、JPTやJCLの選手もいてそこそこ層は厚い。事前にマークした選手は20名。

 

東大は1人だが多摩学連キッズを寄せ集めて6人5台でGO。楽しくて良い。

2時間前に到着できたのにグリフィンと喋りすぎてノーアップでスタート。

とりあえずリアルスタートは先頭付近で入れたが163人出走でカオスなので先頭で踏んで(88s400W)下りきりまで先頭固定。3周目くらいまではレース慣れしていない人がたくさんいて危険だった。4回目の1号橋上りで少し抜け出していたところ、鈴木真理さんから佐藤光に焦るな!と指示が飛ぶ。確かにまだ早いなということで集団の脚が削れるまでしばらく休むことにする。

残り2周の3人逃げ © yuki asato

残り5周ほどから有力選手によるアタックが始まり、適当に乗っかる。ここから5周40minNP313W。集団は50名ほどを境にあまり減らなかったが、アタックに参加できていたのは明治の林原やサンブレイブ佐藤光を中心に10名前後のみ。特に林原が強くて、残り2周に入る秀峰亭で林原・京産矢萩と自分の3人逃げになり10秒ほど開く。これは決まるかと思ったがみんな脚がなくてうまく回らず、ブリッジを試みていた選手たちもまとめて集団に追いつかれる。飲み込まれないように先頭で頑張っていたら日大の選手が飛んできて、きついけどとにかくついていく。ここまで脚を使ったらもう逃げ切りしかない。2人逃げになり残り1周のゴールライン通過時で10秒差。集団は追えず、ホームの下りで20秒差。20秒はスプリントの射程圏内だろうからまだまだ安心できない。

最終周回  © yuki asato

最後の1号橋上りも牽制なく踏んでいく。前に出たタイミングでふくらはぎが攣りかけて「痛ッ!!」と声に出る。駆け引きもクソもない笑。上り切ったところで伊藤恭が単独で追走してきているのが見える。集団はもっと後ろなので逃げ切りは確定か。
WAWS-Gの下りが速いので下りの入り口でラインを変えて軽く先行してみる。意味があったかは不明。秀峰亭勝負へ。直線に入る右コーナーで日大がアウト側にはけたので、反射的にインをついて前に出てしまう。脚をつりかけていて牽制からのアタックとかはできそうにないのでそのまま6倍で先行する。真後ろにつかれたまま急勾配区間に入りもう一段踏み込む。なかなか離れてくれないが抜いてくる様子もない。残り50m、ふっと間が空くのを感じる。諦めたのを確認し、安心して一気に踏み込む!優勝。

最後の追い込み © yuki asato

狙っていたし勝つ脚はあると思っていたが、ここまで展開がハマるとは思っていなかった。何でもいいからずっと優勝が欲しかったところ、こんな大きなレースで勝てるとは。
4月時点での仕上がりは上々ということで、次は全日本選手権を大目標として頑張ります!