UTokyo bicycle racing team

6/12 全日本学生選手権個人ロード@木祖村17周153km+1km 8位入賞 リザルト

TT2連戦から息つく暇もなく個人ロード。金曜夜から米を吸収し続けて危うく胃腸がパンクしかけたがなんとか消化しきれた、と思う。レース前にカーボを入れまくると明らかに調子がいいが、消化能力との戦いになる。

前日にも一応試走はしたが、2daysのときに25周走っているのでコースは完全にインプット済み。北海道のこともあるし絶対に優勝するぞという感じでもないので、手堅く先頭に残ってラストの激坂バトルに入るのが目標。2分の激坂ならそれなりに戦えるはずなので、平坦でのスプリンター的な戦術。

 

整列は早めに行って2列目。スタート直後は特にペースは上がらず、ふっと行った一発目のアタックが決まる。中央岩田、同志社天野、日大北宅、日体、鹿屋、京産、法政など有力勢が全部入って集団は落ちつく。サバイバルの方が嬉しいけど仕方ない。基本的にペースは早くないが補給所の上りはそれなりに上がって楽ではない。位置取りは悪くなく30番手以内にはいられた。少し暑いので隙あらば体に水をかける。一度スタート地点手前のコーナーで落車の煽りを受けて一気に後ろに下がるがちょっと踏んで先頭まで復帰。

10周目あたりで早くも逃げ集団を捉えて、留目が発射。ここから日体松原選手や留目などが毎周上りで上げてつらい。アップダウン区間でも留目、天野、日大仮屋選手などを中心にアタック多発で日大明治早稲田京産日体などの逃げが生成。強い選手が行ってしまったため明治や京産が抑えてペース上がらず、あまりにも遅いので踏まない程度に前に出るなど。ただ、やはり上り区間はかかってやばいので死なないようにじわじわ下がりながらクリア。下がりすぎて上りのたびに人数が減っていく。上り以外でもアタックが続いて上げ下げがありずっとつらい。天野が煽り続けていたが前に出る選手は少なく、中央や加藤さんなどが少し引いて最終周回に入る手前くらいでようやく逃げ吸収。最後の上りで一気に人数が絞られて先頭集団は20人ほど。ほぼ最後尾で引っかかる。下りで慶應西村など数人が追いついてきてこれが最終便。

ここまで来たらあとはラスト激坂バトル。一応作戦通り。つらすぎて心折れかけるが全員自分より脚ないと言い聞かせて前に上がって10番手くらいで坂に突入。無理したら脚つって終わりそうなのでペースで先頭パック7名の数メートル後ろ8番手で上る。そのまま前も後ろも離れて8位でフィニッシュ。

後半の逃げに入ったチームの抑えによりペースが上がらない。

8位フィニッシュ。

ずっときつくて集団に残れるかも怪しい状況だったのでこの結果はかなり嬉しい。最近成績が出ていたのでまあ入賞はしたいなと思っていたが、最近ロング練が全くできていなかったので予想以上に早くきつくなってしまった。(4月以降100km以上走ったのは7日間、最後は5/15の木祖村第2ステージ)
つまりしっかり練習が積めるインカレではさらに良い走りが期待できるということで前向きに考えたい。

そして北海道の推薦順位が6位、つまり補欠1位で持ちこたえた。例年の様子からして出場の可能性は高いっぽい。

監督とサポートで来てくれた2人、ありがとうございました。また写真はすべて竹林さんにいただきました。ありがとうございました。