UTokyo bicycle racing team

TRS #2

教養学部2年の下平一貴(しもだいらかずき)と申します。先日はTRSに出場するため、OB会に参加できず大変失礼致しました。OBの方々からは日頃から多大なるご支援とご声援を賜り、我々の活動を支えて頂いていること、大変感謝しております。これからも精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

6/29

腹痛で腹の調子がすぐれず、全体練の参加を見送る。試合前日とはいえ流石に0kmはまずいので夕方に家の周りをほんの少し走って心拍を上げる。

6/30 TRS#2 

1kmTT一本で出場。ポイントレースは走ってもどうせ千切られると考えエントリーを見送ったが、経験のために出ておくべきだった感もある。

<会場設営まで>

5:45調布インター集合(出発)、4時起床、4時40分に家を出発。5時35分着。7時10分ごろ境川着。9時30ごろ出走なので十分時間があると思われたが、存外いろんなことをしていると時間が削られていく。ローラー台の設置、毛布敷き、ギア板の取り付け、ゼッケン貼り、DHバーの取り付けなどなど。当日でなければできないこと以外は前もって準備することが重要。自分に関しては、後輪のチェーン張りがなかなか決まらず5分くらいかけてしまった。ギア比は50-15で臨もうとしたが、監督から少しかけてみてもいいというアドバイスがあったので51−15(3.40)で行くことに。長尾は52-15(3.47)、中根が50-14(3.57)であることを考えると自分だけかなり弱気な選択だった。練習不足とバンクに入る回数不足が顕現した。

<アップ>

バンクの試走時間は40分間取られていたが、結局入ったのが8時半で10分間のみの試走となってしまった。元々ローラーでアップすれば問題ないと考えていたが、DHバーを握った状態である程度のスピードを出して走らないと本番のライン取りミスに繋がるのは西武園での教訓だったので急遽試走に入ることにした。8時40分試走終了。ここで即座にロードに乗り換えてローラーアップができれば良かったが、ペダルの付け替えで手間取った。結局ピストでアップしたが今考えるとよくわからない。素直にロードにペダルを付け替えてアップすべきだった。1kmTTのスタート順的に早いことは認識していたが、自分の1人前が欠場していたので待機場所入りがかなりギリギリになってしまった。とはいえアップ時間は30分程度稼げたので結果オーライ。せっかくスタートリストの紙をもらっているのだから活用すべき。

【1kmTT】1'16.30 (51-15)19位(23人出走)

中根がスタートでビンディングを外してしまっているのを見て、先週の自分を思い出し改めてスタートで足をまっすぐ踏み下ろすことを意識し直す。スタート台に立ってからは60秒前カウントということもあり気持ちは落ち着いていた。スタートはGOOD、ビビらずに素早く2歩目を踏み出し快調に加速できた。DHバーを握り腹圧で乗ること、エアロヘルメットなので前を向いて前方投影面積を減らすことを意識して踏む。400m地点ではこれまでで1番速度に乗れている感じがあった。それでも600~800が約14秒、800〜1000mが約16秒で垂れすぎている。感覚的にも踏むことができず回しているだけ。LT域の圧倒的な弱さの表れだと監督に指摘された。2月の西武園から、カーボンフレーム、エアロヘルメット、夏等々さまざまな環境補正がかかっているので、タイムの伸びは妥当な範囲か。1分12とかを出してようやく人並みな感があるので、今後も邁進していく。特に上半身の筋肉も鍛えるウエイトを取り入れるようにする。

監督には帯同と往復運転して下さり、ありがとうございました。