UTokyo bicycle racing team

お久しぶりです。きょう是政にたどり着けなかったせめてもの償いとして、初体験、新発見だらけのここ10日間を、懐かしく、そして苦々しく振り返ってみたいと思います。

白馬クリテを走ってひっしと感じたことは、スピードそのものの違いでした。パレードスタートから打ち切られるまで、1秒たりとも余裕をもって踏むことはできなかった記憶があります。でも自分としては、このデビューによって他選手との圧倒的な差を認めざるを得なかった、というよりは、この舞台に戻って互角に戦いたいという志を強く持ちました。失ったものはゼロ、得たものはほんのちょっとの度胸と馬鹿でっかいモチベーション。

東大と立教と慶応だけ。たった3チーム40人なのに、自分より強い選手ばかりに囲まれ何とかついていっただけの合宿なのに、あらゆる刺激はプラスのもので、水を吸うスポンジのように自分の中で何かが膨らんでいった気がしました。何かといっても、それは技術然り、精神力然り、協調性然り、生活力然り、なんというか総合的(?!)なものでした。ひたすら濃い練習をこなしきったという事実もさることながら、東大の先輩をはじめ見本となるような方々と合同合宿をさせて頂く中で自分にも芽生えてきた自転車選手としての自覚のようなものをイチバン大事にしていこうと、今、強く思っています。
小西さんはじめ立教の皆さん、慶応の皆さん、ピスト班の宮崎さん森泉さん西岡さん含む東大の先輩方、そして共同生活した仲間のみんな、ありがとうございます。
これからもお世話になります。

乱筆失礼しました。 1年 鳥居