UTokyo bicycle racing team

OBラン富士山スバルラインTT
高校の頃、平塚→道志みち→山中湖→三国峠足柄峠→平塚というロングをたまにやっていたので、今回はその経験を活かして自走コースを組んだ。246だとなんかつまらなかった、というのもある。
往路:平塚→足柄峠(神奈川側)→三国峠(静岡側)→スバルライン
足柄峠の麓から見る日の出がきれいだった。足柄峠はLTやや下をキープ。峠はそれなりに短いので、キープしてたら終わった。
そして三国峠、ただ登っているだけで追い込めてしまう魔法の峠。まるで生き地獄。大鬼。ペースとか考えても無駄だった。唐突に登場する丸いポチポチゾーン(ヘアピンあり)の絶望感。完全に腰がやられた。吉田の口癖を引用させてもらうと、死ぬかと思った。ただ三国峠の山梨側の下りで見られた富士山や山中湖の景色はそれに見合うレベルの景色だった。
それはそうと、峠下りながら歌ってると気持ちいいということがわかった。

 

本編:スバルライン
スタート地点のゲート行くまでの登りですでに腰が痛いというレベル。宇治、松下と同時出走だったけど、登り得意な松下に勝ちたいかなと。そのためにも、スタート直後は前に出ず、松下の動きを伺った。松下は最初からガンガン行っていて、着いていったら死なので放置した。自分もどうせ垂れることを想定して序盤はLT程度になるように、そして腰痛考慮して色々な踏みかた織り交ぜつつ行った。こちらにとって都合よく、松下も充分目視できる範囲に留まっていた。
5分前に出走していた吉田と千葉さんを抜かした直後、工事信号に松下と一緒に引っ掛かってしまった。これで追い付いてしまったのが残念だったが、とりあえず松下とローテ回す。すると思いの外松下がきつそうだったのでちぎって、そこから1人旅になった。
しばらくして後の組出走の井上さんに抜かれた。この時点で腰がやばくてかなりキツかったけど、もがいてみたら案外踏めたので、そのまま着いていった。その後も井上さんがダンシングする度にもがいてなんとか着いていった。離れそうになったら井上さんも待ってくれていた。腰が悲鳴をあげていたけど、なにがなんでも着いていこうとした。確実にこの時間が今日一番追い込めた。井上さん、ありがとうございます。
植田さんが補給スポットを作ってくださったお陰で井上さんのペースも緩み、多少休めた。しかし非常にきついものは変わらず、最後はもがけなくなってちぎれた。
その後は後の組の人に追い付かれては、着いていこうとしたり着いていけなかったり。とにかく腰がやばかった。

 

復路:スバルライン→三国峠(山梨側)→駿河小山から輪行
時間的にどうしても足柄周辺で日が暮れそうだったので、帰りは足柄峠から先を省いて駿河小山駅まで自走。休憩挟んだせいか、山中湖周辺の道走っていたら意外と調子がよい。ということで、そのまま三国峠の山梨側に突っ込んだ。今日の峠で一番短い登り。それなりに頑張った。
下りは高校生の時と比べ、だいぶ安定して走れるようになったと感じた。以前は三国峠(静岡側)の残虐な道にしがみつくのが精一杯といった感じだったが、今回は比較的速度をコントロールできてたと思う。それにしても三国峠はやばい峠だな、と改めて感じた。


全体通して腰の痛みに悩まされた行程だった。SFRは有効な手段らしいが、他にも背筋のトレーニングとかも解決に役立つのかな?

最後に、スバルラインTTを企画運営してくださったOB会の皆様、サポートしてくださった植田さんと海老原、一緒に走ってくださった皆様、ありがとうございました。来年はもっと早く走れるようになっていたいと思います。