UTokyo bicycle racing team

こんばんは。トラックレースの応援で叫んでいたのでのどが痛いです笑、チームマネージャー植田です。

インカレのトラックレースレポートです!

◆8/31 一日目(女子3kmIP)
開会式。整列中の東大にカメラを向けてみたらこの反応をくれました。笑

これでインカレが開幕です。
東大一レース目は、りほちゃんの3kmIP(女子個抜き)!

出走前、くるりくるりとフィールドを回っているりほちゃん。
実はわたしはりほちゃんがトラックで走るのを見るのは初めてでした。ちーばくんに「どきどきするね」と言ったところ、「いや、大丈夫ですよお」というような返事でした。この夏練習していたんだからそれはそうですよね…笑

出走!りほちゃんは競技を始めてまだ3か月ほどで、ぐんぐん伸びています。今後が楽しみです。
このあとりほちゃんがランダム選択のドーピング検査対象者になり、同伴させてもらうという稀有な体験をしました。ふたりでげらげらしょうもないことを言いながら検査を待つのはだいぶ楽しかったです。笑

◆9/1 二日目(女子500mTT、男子ポイントレース、男子スクラッチ
この日も一番はりほちゃん。500mTT第一走者でスタート!

そして長岡くん、ポイントレース。応援で声を枯らしました。

彼はすでにレースレポートを書いています。
http://d.hatena.ne.jp/ut-br/20170901
刺さるような日記です。
東大トラック最終種目、スクラッチの新谷くん。サポートには岡野くん・ちーばくんの同級生ふたりについてもらいました。

本人のレースレポート
http://d.hatena.ne.jp/ut-br/20170902
にも二人への感謝がつづられていて、いい関係なんだなと思います。

彼はまだ二年生。きっと今回の経験を生かして、もっともっと強くなるだろうと予感させる走りでした。ぜひご声援のほどお願いいたします。
この日、OB会ツアーということで橋都様・谷川様・金子様が観戦にきてくださいました。選手たちもとても喜んでおりました。ありがとうございます!

◆9/2 三日目
本日は東大の出場がないため、明日のサポート準備最終確認でした。
いつまでたっても大きなレース前はわたし自身がぴりぴりしてしまいます。4年目になっても、うまく調整できないままでした。後輩たちには申し訳なく思うと同時に、文句ひとついわず従ってくれることに感謝しています。ありがとう。明日はよろしくお願いします。
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明日でわたしの自転車部での4年間が終わります。早いものです。
部を取り仕切るようになってもずっと先輩は先輩で、自分が引退する立場になることはないような気がしていました。本当にこういう日はやってくるのだな、と、当たり前のことを思いながら日記を書いています。

明日はそれぞれの選手たちの努力に、そして選択に、尊敬を込めて。

選手たちにとっての、そしてわたしにとっての、一年間の集大成です。会場にいらっしゃる方も、遠く応援してくださる方も、どうか温かいご声援をお願いいたします。

9/1 休息日
ポイントとスクラッチを観戦。東大から出場していると見るのが一段と面白かった。トラックに出場した松田、長岡、新谷とサポートの皆さんお疲れ様でした!
9/2 前日調整
コースを2周。調子は良さそうだった。谷さんとお話ししていると非常にリラックスできてありがたかった。
インカレだけを意識していたといってもいいこの1か月間、なんやかんやいって本当に楽しかった。谷さんも言っていたように、インカレほど楽しいことなんてそうそうないんだろうなと思う。特に今年は最高の状態で当日を迎えられそう。これだけインカレに集中することを許してくれた周囲の環境(親や部員のみんな、研究室)に大きな感謝。
TTTの時の反省を生かしてそんなに気負わずやってこれたかなあと思うがどうだろうか。スタートラインに立ったら後はやるだけと思ってます。この1か月で内に秘めていた出力も跳ねたし、もう嬉しいです。後は最後の仕上げだけで、勝手に頑張るでしょう。

9/1(インカレ2日目) スクラッチ16位
もともと今シーズンは、7月までのいくつかのトラックタイム計測と、クリテリウムの中で昇格し、トラック及びロードでインカレ出場権を獲得する事が目標であり、それに向けてトラックに入る回数を増やしたり、スプリント力を強化する練習を重視してきたりしたので、それら伸ばしてきた力が試されるスクラッチこそが自分にとって今インカレのメインイベントであった。
当日スクラッチの直前に行われたポイントレースで、集団が二分され後ろの方の選手は全員下ろされたという事を聞いた(アップ中で見ていなかった)こともあり、とにかく前の方にいておきたいと考え、本番も足の無駄遣い防止よりも位置どりに重きを置いて走る事にした。
レースがはじまると、前半は思っていた通りに前めに位置取り走る事が出来たが、残り6周あたり、自分は足も喉もカスカスになって苦しくなってきたタイミングで、集団は休むどころか一気にペースアップ。自分は取り残されてしまい、結局勝負に絡む事が出来なかった。後から監督から指摘された通り、考えてみれば前半、前方にいたのは有力とは言えない大学ばかりであり、そんななか集団分裂とか起きる訳なかったので、少し考え直して軌道修正する事が必要だった。
一方、これまで走ってきたレースなら、自分がきつくなってきたタイミングは他のみんなもきつくなっていて助かるという流れが普通だった。レベルの差を肌で強く実感させられた。これは今回の大きな収穫。
明日はロードがあるので、そこでも今後に繋がる何かを得たいと思う。
さて、今回のレースにおいては、サポートをしてくださった方々に一層深く感謝申し上げたい次第です。
不甲斐ない事に自分は1週間程前から風邪気味になってしまい、正直不安な中で本番に近づいていました。しかし多くのサポートのおかげで、本番、100パーセントの力を出す事が出来る状態にしてもらえました。
レースにおいて、結果は渋いものだった上、戦術面など見ても最善であったとは到底言えないものの、与えられた条件の中では全力で駆け抜ける事は出来たと思います。一応、サポートのおかげで出せるようにして頂いたパワーを、無駄にせず出し尽くす事が出来たという点だけでは、少しだけ応える事が出来たかもしれません、と思っています。
サポートの方々全員に非常に感謝しています。あと、特に、同級生の千葉と岡野ほんとうにありがとう。出走までの、体調面、メンタル面の両方で、2人のおかげで本当に助かりました。
明日も頑張ります。

美麻合宿
9/1 十二日目
OFF。自転車整備とインカレトラック応援。長岡、新谷、松田はお疲れ様。
9/2 十三日目
午前中に2周流してあとはゆっくり。みんなのおかげでリラックスして過ごせました。
合宿を通して、いろいろな思いを抱えながらもサポートしてくださった秋山さん、練習で疲れていながら諸々の雑用をこなしてくれた下級生たち、合流してから怒濤の働きをしてくださったスタッフ陣、何かと笑いを届けてくれた谷さん、ありがとうございました。
ついに三年目にして初の大舞台ですが、怯まず全力でぶつかって、良い結果を出したいと思います。

最後のインカレロード、DNSします。

6/11。学生個人ロードで落車し、右手首豆状骨骨折・TFCC損傷。全日本TTは短時間で終わるため、練習を続けなんとか出場したものの、落車以来ロードに長時間乗ることは出来ず、それなりに乗ると翌日痛み止め無しには日常生活を送ることができないほどでした。

8月もローラーを続けていたものの、ローラーでさえ乗れば乗るほど痛みがひどくなる。靭帯部の炎症もひどくなっており、このままだと後遺症(痛みが残る・握力低下など)が残り得ると医師に言われました。それでも諦めきれず、できることは続けていたのですが、DNSすることにしました。

仕方ないとは思います。でもただ悔しいし、もどかしい。応援していただいた皆様にも申し訳ない。どうしていいか、さっぱりわからない。出ないと決めた自分を責めないようにしようということだけ。最高の舞台でとっても楽しいロードレースをしたかったなあ…という哀しさが拭えない。



それでも僕は選手です。出ないとはいえ、僕は選手でありそして主将です。チームの目標に向けて走り抜くことには変わりはない。この日のためにチームは全力で練習してきました。明日は全身全霊でやり抜きます。東京大学自転車部への応援、どうぞよろしくお願いいたします。

P.S.
レースに出るりほちゃん、生駒さん、貫名、こういっちゃん、平山、長岡、新谷。レースは苦しくて苦しくてたまらないけど、最高に輝けて振り返れば楽しい舞台だから、何も気負わず練習の成果を出し切ってくれ。走れる君たちに激しく嫉妬しつつも、心から応援してるし、一緒に同じ目標を目指せることに感謝しています。明日は一緒に頑張ろう。