UTokyo bicycle racing team

今回は完走を考えず、とにかく集団の先頭で展開しつつ西薗のアシスト的なことをしていて気がついたらその集団15人と逃げ5人だけがコースに残っていた、というような展開を思い描いた。
パレードは非常に危険で自分の直後で落車があったし、前方の落車でやや遅れをとった。正式スタート直後のダッシュのとき、まだ集団前方に上がりきれていなくて余計な脚を使う。2周目の終わり頃から集団は落ち着いてしばらくゆっくりと進むが先頭の6人逃げから3分30秒差まで広がった5周目あたりからにわかに登りのペースアップが勃発。想像を絶する負荷の中でもなんとか自分を保ったが7周目の二回目の登りで遅れる。このとき、確かに逃げ5名、1分20秒差で集団20人くらいの展開でちょうど100キロを走っていた。集団についていけなくなるまでがんばるのはもちろんだが、実はここからが本当の闘いなのだった。ここからいかにペースを保って走りきるか。個人ロードの時は灰になった脚で残り50キロを一人トボトボと走り続け学連のありがたい判断のおかげで完走できた。今回は体調不良の西薗が降ってきた。他にも降ってきた人と望みを託して回したが10周終わったところでまだ7分差なのに切られた。レース前半は7分差まで後半は10分差まで残すという話だったがどっちにしろ難しかった。完走は13人で厳しく切る方針に変わったようだ。
ひどいパレードの被害を受けつつも修正して力は出し切れた。学連全体のレベルが上がっている中では10周DNFは現実だろう。先頭で展開してアタックの構えとかアタックのふりとかを見たり追っかけたりしながら進むのは楽しかった。練習で想定していない高い負荷がかかったことが敗因だった。インターバル耐性を上げていきたい。
補給の受け取りはすべて成功しました。ゼリーの補給方法も良かったと思います。次の周コーラと注文したら見事に取れました。サポートのみなさん本当にありがとうございました。応援に来てくださったOBの方々にもとても励まされました。北海道では記録を残せるよう体調管理に精進したいと思います。