UTokyo bicycle racing team

 風邪で松戸競輪場での練習で参加できなかったのでみんなのレポートを楽しみにしていたのですが・・・少ないですね。色々それなりにあったみたいですが・・・。

 本日は3周*3。5本いけないかな〜と思っていましたが、来るまでに大体みんな1時間以上乗っており、帰りも同じぐらい走る必要があることから集中すればこの程度でも十分に練習になると判断しました。実際回を重ねるにつれてアタックが激しくなる傾向にあり、スプリントまで持ちこたえるだけでも相当な苦労をします。

一本目、あまりテーマを決めずに行き当たりばったり走ったのがまずかったです。とりあえずアタックを重ねましたが結局坂田さんと高木さんをひきつれてスプリントまで行ってしまいました。こうなると坂田さんを相手にするのは相当つらいです。最後に刺されてジ・エンド。
二本目、一本目で敗れ発奮した自分は大博打に出ることを決意します。残り一周になった瞬間にアタックをかけてそのまま逃げ切る、というかなりむちゃな戦法です。一周4kmを超えるので完全に個抜きです。最初のショックによるリードをどれだけ奪えるか?及びどれだけハイペースを保ち続けられるか?が全てです。集団の列を綿密に計算して一年生二人が前にでてカウンターで追いかけにくい状況になった瞬間に目の前がもはやゴールであるかのような気持ちで飛び出しました。
TT系の走りに自信はありますがさすがにきつかったです。お茶菓子に食べたパウンドケーキが途中で少し逆戻りしました・・・汚くてすみません。最後はやっぱり坂田さんと高木さんの追跡を受けましたが、ぎりぎりでかわしました!いや、いい練習になった。
三本目は集団に潜伏、色々技巧を使ってスプリントの位置取りをして最後に刺しきりました。思わず叫びましたね。純粋なスプリントの勝利は珍しいのでうれしい。
やはり一回ごとにテーマを決めるのは大事です。展開に流されるのではなく、これをやってみようという意識が重要です。そういう流れを自分で作るのです。そういう実験がこの練習では非常にやりやすいと思います