UTokyo bicycle racing team

真の勝者は最後に笑うとはよくいったもので。

今日は出稽古に行った。正確にいうと出稽古と道場破りの中間ぐらいの気分でいった(嘘です。すいません)パートナー中村。出向先のオーベストの皆様はボスと中尾さんと高校生。

最初から最後までハイペース。なんかペースの保ち方と、走り方の感じからBR-1の匂いがぷんぷんする。北海道でかいだ匂いだ。普段の人数が多いオーベスト練ではなかなか味わうことができない。まず道志道にたどりつく前に結構きつくて、その度に「ああ、中村さようなら・・・」と思って振り返ったがちゃんといた。ちゃんと引いてるし。強いじゃないか。

しかし道志道に入ると真剣に速い。ぐりぐりぐりぐりって感じでトルクがかかって、しかも限界すれすれをついているので、短命に終わることなく延々とそのペースが続く。足はよく動いていた。中尾さんがきつそうにしはじめると、ここぞとばかりにぶったぎろうとしたが、あまり意味なかった。その後普通にハイペースだったので、遅れていった。さらに、だんだんボスのペダリングがぶれていくのがわかったので、これはひょっとするとひょっとするね、と思って辛抱強くまっていたらついにちぎれてくれた。第一ラウンド先着。

ちょっとおしゃべりしてから第二ラウンド、都留入り口〜都留。ほぼ休憩状態。

コンビニ休憩。寒すぎる。0度です。

第三ラウンド、雛鶴トンネルまで、ボスは静観の構え。中尾さんが一気に爆発させてきたが、これを落ちついてとらえ、先着。

最終ラウンド、大垂水。しかし、真の勝負は大垂水の前から始まっていた・・・。20号のボスのペースが異常。いや、よくみると最初と同じ出力が出ているだけだ。つまり、自分の限界が近い。しかし、無理して先頭交代。が、BR-1はそれほど甘くなかった。大垂水中盤でついにこちらが一気にノックアウト。230Wだすのもきつい。ボスは淡々と登っていかれた。

最後に笑ったやつが勝者だ。

そっから帰り道もボスの驚異の引きに引きずり回され、引く分量が圧倒的に少なくなってしまった。とはいえ、元気な状態なら普通に出している出力レベル。原因はスタミナ不足か。後半の平地もなんでこんな速いのかと思っていたら、平均速度を気にしていらっしゃったらしい。

なぜかこのコースで1時台に多摩川に着いた。なんかおかしい。
やはり自分より強い人とやることでしか学べないことも多いと感じました。全体を見据えた力の配分とか、テクニックとか。

オーベストの皆様、ありがとうございました。