UTokyo bicycle racing team

JCRC第一戦@修善寺CSC
Zクラス16周エンデューロ

結果

細川 5位入賞
高木 6位入賞
坂田 1周ラップの15周
小宮山 2周ラップの14周
中野 3周ラップの13周
有田 パンクリタイア

13日にインフルエンザが勃発して以来練習量が落ちたので長い距離乗るのがやや不安でとにかくおとなしくして完走狙いでいく。1周だけ試走したが、あれっこんなきつかったっけ??といつものように失意の中スタートラインへ。そういえば試走していたらブリジストンが何人か走ってて田代さんにしばらくくっついておがめたので今日はもうそれでいいかななどと思いつつ。
学連のようなスタート位置取り合戦はなく、ゆったりスタート。大集団での走りに慣れるのと心拍がある程度上がるまで、下りでチキンな走りをして遅れて二つの橋のあとの上りで勢いつけて前に出てを繰り返す。細川さん、小宮山、坂田が前のいい位置で走っているので目標にして追いかける。そして積極的に25Tに入れて回す回す回す。補給も早め早めに薄皮あんぱんを食べておく。ホームストレッチで食べたが呼吸が苦しいときもあるのでそんなときはほっぺたの裏にあんぱんを貼り付けておいて口で息できるようにして走りながらすこしずつ舐めて食べるとかいう技を覚えた。というか一気に飲み込めず苦しくて自然にそうなった。
淡々と回して順調に走っていく。同時に走っているSSクラスの集団がサーッと抜いていく。いやーやっぱ速い人は速いな。ひょうひょうと上っていくのを見送る。
上りのちょっとした拍子に何人かで前に出ることがあったが逃げるか誘われても「まだまだ先は長いですよ。集団にいましょう」と積極的に否定。ふと「東大はチームプレーないんですか?」などと聞いてくるおっさんがいたときは「いやぁ…もうついていくだけできついっす」といつものごとく死んだフリ。
そして9周目あたりで急にきつくなる。しばらくすればペースは落ちると信じて疑わずばりばり脚を使って集団からこぼれないように踏ん張る。しかしながら秀峰亭前で集団最後尾からやや遅れ始め去年のインカレでちぎれた時のイメージがありありとよみがったりもしつつ秀峰亭後の上りでなおも踏ん張って追いつく。ここは今日のポイントで、気持ちが切れなくてよかった。10、11周目は無心で走ったら案の定ペースは落ち着いてくれた。しかし急に体全体がだるくなってくる。頭もぼーっとしてくる。春合宿初日のレースで120キロ地点くらいから坂田、信州の田口君と三人で走ったときのどうしようもないだるさを経験していたので今回なんとか耐えられた。そして12周目から残り5周、4周、と心の中でカウントダウンを始める。1分差そころで逃げてる人がいるらしいがそんなもんは眼中にない。完走あるのみ。残り4周での秀峰亭で回せなくなってダンシングしたら左太ももがぴくぴくし始めて正直最後までもつかどうか未知だった。同時に、こりゃぁ最後に勝負をするような脚はないなと悟る。細川さんの27Tを羨望のまなざしで見つめる。
橋から上りに入るところで前に出て前で秀峰亭へと突入すると後退しながらでもどうにかなる一方、始めから後方で上り始めてしまうと後がなくしかもきつい上りで前に出るような元気もなくてしんどい。よって位置取りがうまくいった周とそうでない周でダメージがかなり違う。そんなこんなで残り1.5周と思って秀峰亭を上り始めたら誰かが「この周で終わりですよね?」と言うのでてっきり17周走るものを思い込んでいた私はすぐに否定。「Cクラスのゴールと同時に終るけど逃げの人たちが先に通過していたら僕らももう一周?」という説もありよくわからず。そうこうするうち細川さんが秀峰亭直前で前に出たので追いかけ秀峰亭を少しダッシュで上ったら後ろが少し離れたので意を決する。あと上りは二箇所。必死のダンシングで突破してホームに突っ込んだら係りの人が旗を振っているのでやっぱり終わりだった。すっきりしない終わり方だけど、儲けた?JCRCで初めて入賞した。
集団のアベレージは30.5〜31.0キロだった。門田杯に向けて一つ自身にはなったと思う。もっとラップは速いだろうから暖かくなってきたらもっとインターバルの練習をしなければ。