UTokyo bicycle racing team

CSCクリテRd.7〜全員千切れば優勝〜

12/11 自走CSCクリテ 154km

CSCクリテに練習の一環として自走で参加してきたのでレポート。わざわざ自走で行くのは長距離レースを想定して…と言いたいが実際は交通費節約のためである。自走で行けばレース参加費3000円と補給食代で済んでしまう。なんなら賞品で元が取れてしまう激ウマ案件。

 

CSCクリテRd.7 クラス2

結果:独走で優勝(11秒差)

直近2レースの反省点、それは逃げ切り勝利を目指すも躊躇して逃げをやめたこと。中途半端な走り方を2回も繰り返したのは本当に反省。なので今回は1発のアタックで逃げを決め躊躇せず独走勝利することが目標。

 

当日になって出場人数を確かめたら思ったより少ないが、向かい風がエグく序盤から単独で逃げ切るのはキツそう。

15周回のうち、5周目と10周目はスプリント賞でタイヤがもらえる。5周目に2名抜け出していきペースが上がってバトルの雰囲気が漂う。5周目のタイヤはスルーしたが10周目のタイヤは欲しいなと思い、10周目にアタック!しかしアタックのキレが悪く(向かい風でギアが重すぎた)、1名ついてきて差されタイヤ回収失敗。

ちょっと予想外だったが、道連れがいれば楽に逃げられるなと思い「うちらで逃げきるぞ!」と呼びかけて道連れにする。が、キツそうだったのでラスト4周で置いていき単独逃げに。もはやここで集団に戻る選択肢はない。1周ごとに「7秒!」「11秒!」「15秒!」と集団とのギャップが開いていることを教えてくれたので淡々と踏み続ける。最終的に20秒以上開いていたらしい。最後は思わずガッツポーズしてたが11秒差で無事優勝!

賞品は冬用手袋、ありがてえ (写真:松岡さん)

練習の一環のレースであろうと勝つのは非常に嬉しい。なにより躊躇なく逃げられたのが良い経験になった。一方で、監督には事前にスタートから逃げ切る勢いで行くべしと伝えられていたので、そのようにできなかった点が反省点ではある(それくらいのフィジカルが必要だという意味で仰っているのだろう)。

 

レース後は元プロ選手の平塚吉光氏の講座があったので参加。基礎的なバイクコントロール練習の重要性を思い知らされる。

そして帰りも自走。レースで糖質を使ってからの帰りは脂質を使うLSD的な練習。向かい風基調でしんどいしラスト7kmで完全にハンガーノックになる。糖質不足で全く頭が回らず道端の草が美味しそうに思えるレベルで、脳って本当に糖質で動いてるんだなと身を以て体感した。家に着いた瞬間ぶっ倒れそうになるレベルは初めて。向かい風で踏まざるを得なかったのと、寒くてカロリー消費が増えたのも影響してそう。いくら脂質消費の多いLSDペースでも糖質がないと筋肉は動かないので、糖質補給をしっかりすべき。