UTokyo bicycle racing team

でっかいどー

おひさしぶりです。書いていたのに、レポートが塩漬けになっているのに気づきました。本当にお世話になったのに、報告も遅くなってしまいすみません。

ちなみに塩漬けといえば持ってる株も塩漬け状態ですがこっちは利益出てました。どうでもいいですね。はい。

レース前夜(俺、誕生日だったんだけどな…)

PLANET (日直商会様、点検してくださったHiroad様ありがとうございます)




レース前
 長いロードレースを全く走ったことがなかったので、補給に関してはかなり無知だった。とりあえず補給の初期搭載は

 ジェル(ノンカフェイン)×3 カフェイン×1 
 塩ジェル×3 ゼリー×1
 ドリンク メダリスト×2

にすることに。

 パレード走行が長めだったこともあり、アップは短時間で足をクルクル回して温めることを意識。先に渡辺さんに足をあっためてもらったのもあって適度なアップができた。

スタート前



レース 結果 92km地点 タイムオーバーによりdnf

 レース序盤、上りから始まる。途中までは集団がかかっても全然ポジションを落とさないぐらい。思ったよりも楽に登れていた。調子がいいのか、強くなったのか、パワメが上振れているのかわからなかったけど、350w付近も苦ではなかった。
 逃げができていたため集団は落ち着いていた。しかし集団内で大規模な中切れが発生。
    中切れ集団が見えたのでそろそろかかるだろうなと予測し、少し前へ行こうとした。その時、ちょうど目の前のマトリックスが動いたのでそれについて行った。(キンテロかホセ)

 ただこれが誤りだった。アタックをかましてきた。それに気づくのが遅く一気に脚を使わされた。後ろに譲って落ち着くのを待つ。少しすると落ち着いたので少しだけ回復しながらまた前へ。
 そしたら同じマトリックスの後ろまで来てしまった。で、またアタックを喰らった...

 学連だったら個人戦だし、皆そこまで強いわけじゃない。だからすぐに緩むか、登りだから垂れる。その気分に近い感じでいてしまったこともあり自滅。まあ、相手はプロなわけで、そんな楽なわけないんよな…

 結局、2回アタックを食らって確か600w越えでふまされた。もちろん脚が残るわけもなく…結果的にはそこで集団から100mぐらい離された。
 離されてしまったので、前にオフィシャルの車が入り込んでくる。すると集団のペースが落ちたので車列も遅くなり、集団に戻ろうとした。

 
 ここで問題が起きた。チームカーはすぐに譲ってくれたので前へにでれた。しかしcomはこちらに気づかない。抜こうとよこにならんだりしても譲ってもらえず。片側1車線しかないので、外に思いきり出ることもできない。なので左後ろの席に座ってる人に気づいてもらおうと近づいていくと、路肩に振り落とされた。段差が大きくて砂利だったため、バイクコントロールがまだ下手な俺は戻れず落車。

 

 

 怪我としては、軽い脳震盪、鞭打ち、擦過傷、打撲。
 アドレナリンが出ていたので、チェーンとかだけ直してバイクの上に。うちのチームカーで途中まで引いてもらって必死に踏んだが、前は一向に見えない。
 そこからはほとんど個人戦TTだった。救護車で消毒だけしてもらい、前へ。とりあえず頑張っていたら京産の子と合流。登りは僕の方が速かったので引いて、下りとかは引いてもらって。
 そしたら毛無峠の登りで長坂と合流。下りは長坂に引いてもらって降りる。

 そこから3人で回していたが、アドレナリンが切れ初めて、痛みでどんどん踏めなくなった。風で傷口が傷んできた。ツキイチでもキツくなってしまい、千切れる前に先に行ってもらう。
 二台の救護車で傷の処置してもらって、痛み止めを飲んで再出発。

 平坦はもう一度個人TTするも力尽きて、タイムアップdnf 

 

まあこんなもんでした



  落車した瞬間の前後は覚えていないが、生きては帰れました。自分の力不足でもあるし

経験不足でもあるし。足りないところしかないと痛感したレースになりました。しかし、それでも楽しかったです。集団を一人で必死に追っていても応援してくださる沿道の方々の声がとても暖かく励みになりました。

 

 

 今回の北海道への挑戦は、今まで部員のみんなや、しごいてもらった方々、散々引きずってもらってここまで強くなれました。ありがとうございました。
 最後になりましたが、その挑戦もスポンサーの皆様や、OBOGの方々の支えなしにはあり得ませんでした。ご支援本当にありがとうございました。身体も治りつつあるので引き続き頑張って参ります。