UTokyo bicycle racing team

2022TT

 


6/4 TTT優勝

今年は超強力助っ人の金子さんが参戦+篠﨑ということで順位を狙っていくため、しっかりと準備に時間をかけた。3/30に初めて合わせて練習した際はポジションも技術も無く、先頭300wでも千切れていて暗雲が立ち込めていたが、毎週の合わせ練習で次第に改善していき表彰台が現実的になっていった。

機材に関しては、タイヤ貼りなどいろいろなものが直前になってしまいバタバタしてしまった。これは来年に向けて反省。

当日は特に緊張することも無く、出走の準備をした。去年、途中で足を攣ってしまったのでしっかりと水分を補給し、スタート前にも水をかぶって体温を下げた。これはかなり効果的で、寒くて震えるほどだった。

スタートしてからは自分はただついていくことを考えるだけ。前二人のパワーが上がり決戦仕様にもなったので、合わせ練習終盤の楽さはなく、1周目の往路の時点で完走できるか不安になる。以降はただひたすらに後ろで耐えた。何度も後ろで千切れかけたが、途中で坂野さんが1位だと叫んでいたのが聞こえたので喝が入った。折り返しのたびに水分は摂っていたが、2周目の復路で脚が半分攣った。焦ったが急いでほぐしたりポカリをがぶ飲みしたら何故か復活した。少しでも油断したら千切れるので気力を保ち続けていて、脚も精神も限界に近づきつつあったので、本部テントが見えた時は本当に安心した。で、ゴール。ゴールした瞬間は今までの諸々が報われた気がした。

優勝という大金星をあげることができましたが、勝因には、他のどの大学にも勝るTTTの練習量、マージナルゲインの追求、純粋な前二人の脚力、中央の崩壊などが考えられる。前半二つは来年も必ず実現可能なので、自分は出るか分からないが頑張りたい。

ゴールした後から腰から下がバキバキであったこともあり、翌日のことは考えられなかったが、なんとかハイエースの積み直しをして家に帰りつき、シチューを食べたら前後不覚。

 

6/5 ITT66位

実力相応。去年と比べて、43秒縮めたので少しは成長している。

 

最後に、自転車の整備など諸々を手伝ってくれた金井メカニック、機材を貸してくださった金子さん、立哨役員サポートをしてくださったOB•部員の皆様、監督、練習の際のパワーデータの解析をしてくださった柿木克之様ありがとうございました。