UTokyo bicycle racing team

復帰 新谷佳史

昨日・今日

ローラーメディオ

個人ロードにおいて、すぐに降ろされたことで残り60キロ当たりの振り落しポイントを客観的に観察することになったのだが、それを見て、あそこで振り落とされるようでは全然惜しくもなんともないじゃんという正直な気持ちを得ることができた。

そのおかげで、昨年のインカレで同様のシチュエーションで溢れた自分に対する、「去年惜しかったから今年はいける」という甘い考えがなくなった。呑気すぎてバカみたいな話だが、マヌケな性格なので今更気がつく。

人間、人ぞれぞれ弱みとか盲点とかいうものを多かれ少なかれ持っているのだろうが、自分はここがそれだったと。もはや性格的に競技に向いてないんじゃないかと思ってしまうが、そのぶん高い代償を払い、金と時間で解決するのである。いいじゃないか。