UTokyo bicycle racing team

インカレ2日目
オムニアム決勝
クラッチ 12位
ベース力と反復能力の強化に重点を置いてきた自分にとって理想的な展開はアタックが繰り返されて全員の脚がなくなってからのスプリント勝負。学連のレースではそのようなパターンが多いし今回もそうなることを期待していた
スタートしてみると期待とは裏腹にインカレというレースの性質からか、有力選手があまり動かずペースがかなり遅い。ペースが上がったとしても一過性のものに過ぎず、すぐにペースが戻るの繰り返しで結局最後までほぼ全員集団に残ったまま団子状態でスプリント。位置取りが苦手かつスプリント力の無い自分としては最悪の展開となってしまい12位。滑り出しとしては悪いものになってしまった
テンポレース 14位
大半を1人逃げている状態で進んでしまったこともありこれも中々ペースが上がらない。こうなると逃げの選手が追いついた瞬間にドカンと上がるペースに付いていくしかなくなるが、やはりこの展開だとどうしてもキツイ。結局1ptも取れず14位
エリミネーション 18位
完全にやってしまった。位置取りが悪過ぎた。アナウンスの誤りでニュートラル周回と勘違いするというのはあったが、あの位置ではせいぜい後2.3回しか生き残れなかっただろう
ポイントレース 1pt
順位を上げるにはラップしかないので、とにかく逃げそうな選手をマークして、自分からもいけそうな時はいくことだけを考えた。レース中はマークした選手と抜け出して何回か決まったか!というのもあったが最終的には決まらず。その後も何度も抜け出そうと試みたが、結局自分がマークしていた選手とは別の選手が作った逃げが決まってしまいポイントを積み重ねることは出来なかった。しかし今自分が出せる全ては出し切った
総合16位
おそらく30回やれば1回取れるぐらいの確率である入賞を目標としていたが、さすがに一発で決められるほど甘くはなかった。レース全体として自分好みの展開にならなかったという運の悪さもあったが、実力もやっぱり足りなかった。周りの選手達は本当に強かった。それでも去年まるで歯が立たなかったレースから1年間死ぬ気で練習して、数多くのレースを経験して着実にレベルアップしていき、強豪選手と真正面から全力でぶつかり合うことが出来たので順位は良くなかったが何一つ後悔はない
無くなりつつあった東大のトラックレースの文化を色々な人の理解や協力もあって徐々に復活させて、集大成としてインカレという最高の舞台で走ることが出来て本当に楽しかった。あれだけの歓声に包まれた中で走ることができるのは一生の中でそう経験できるものではないし、本当に選手冥利に尽きると思う。来年は誰が走るのかは全く分からないが、下級生達はトラックレースの魅力を今回のインカレを通して肌で感じることが出来たと思うので、来年この舞台に立つことを目標に頑張ってほしいと思います。
自分のワガママにも文句一つ言わず対応して、常に最高の状態で出走させてくれたサポートのみんな、本当にありがとう。
また、様々な場所からOBの皆様や、同期の加藤が応援に来てくれて、非常に嬉しかったです。皆様本当にありがとうございました。
大会運営に関して、3日間お忙しい中尽力して下さったOBの皆様本当にありがとうございました。
そしてトラックレースに関して何が足りないのか、どういった練習をするべきかといったことをいつもご指導して下さった三宅監督、本当にありがとうございました。監督のご指導のおかげで自分はここまでレベルアップすることが出来たと思います
上記のお世話になった多くの方々に成長した姿を見せることができてホッとしています
完全に出し切ってバーンアウト状態ですが、引退はもう少し先。再来週のロードレースはチームの為に出来る限りを尽くしたいと思うので、応援よろしくお願いします