UTokyo bicycle racing team

1/22 行田クリテ第3戦 クラス3A 5位
当日の行田は意外な無風で、想定していたレース展開にはならないだろうと思い、前の方にいるという基本は押さえながら、様子を見つつ走ろうと思った。
スタート前、謎の事象によりひどく動揺したが、スタートしてしまえばレースに集中することができた。最初やや立ちおくれたが、バックストレートでしっかりと前に取り付け、そのまま終始前方でレースを進めることができた。しかし集団内では2度にわたって落車が発生し、正直怖い走り方をする人が集団内にいて、やや過度に警戒したこともあって、かなり位置取りに腐心し、また、無風ということで残り2周のバックストレートで集団から飛び出て後ろを伺ったが、誰もついてきてくれず集団に戻ったこともあり、結構無駄足を使ってしまっていた。結局レースはスローペースの切れ味勝負となり、直線には2番手で進入したもののそれまでに無駄足を使っていた自分は、切れ負けして5位になった。
今回は本気で昇格を狙っていただけにこの結果は非常に悔しい。浮城の時の5位に関しては、「出来過ぎだ」や「満足」といった感想しかなかったが、今回は逆に「悔しい」以外の感想がない。
今回5位にとどまった原因は、やはり落車を見てチキンになったことと、無風だからと色気を出して逃げが頭にちらついたことによる足の無駄遣いだと思う。自分は全くもって抜けた実力がある訳ではないとわかっているのだから、次は経済的な走りを徹底すべき。また、スプリントでは、ギアを重くしすぎて回転数を上げられずスピードに乗れなかったことが反省点である。スタート前のハプニングについては、機械のボタンがちゃんと押せない人間など自分くらいなので、そっと自分の中にしまっておきます。スタート位置に並んでいた他の選手のみなさんは一体こいつは何やってるんだと不審に思われたことでしょう。ご迷惑をおかけしてすみませんでした。部の皆さんにもご迷惑をおかけしてすみませんでした。
三宅監督、運転やアドバイスをしていただきありがとうございました。