UTokyo bicycle racing team

土曜 TTT 12位
レース前のアップは、ネットに転がっていたメニューを導入してみる。サポートが手厚かったこともあって、出走10分前までしっかりアップを行うことができた。スタートしてからは、あれ先頭出力こんなに楽だっけと感じつつ、練習でやってきたことを再現する作業を続けているうちに1周目が終わる。ボトルのスポーツドリンクはこまめに飲むようにしていて、まだかなり残っていたが、たくさん入っている状態のほうが飲みやすいのでここでボトルを交換(1本目はミスしたが2本目で受け取れた)。2周目の往路中盤にさしかかったとき、日大に追い越され、そこでかなりペースダウンしてしまい、抜いたり抜かれたりで出力が乱高下する、よくない状況。まだ先頭では楽に出力が出ていたが、このあたりから脚が少し嫌な気配をみせだし、長岡もきつそうにしはじめていたので、交代で後ろにつくときに絶対にミスをしないように警戒レベルを上げる。結局、この追い風の往路は抑えて、復路で上げようということにした。そして3度目のターン。2番手でまわったが、ブレーキの掛け過ぎで先頭の秋山との間に結構差が開く。絶対に待ってくれることはわかっていたが、日大に抜かれた焦りもあって、一番重いギアの状態で全力で踏み込んでしまった。この瞬間右のふくらはぎが盛大に攣ってしまい、そこで終了。すぐ回復しそうになかったので、捨てていってもらい、あとは流して帰還。
もしターンの前にギアを落として、ターン後もゆっくり加速できていれば、フィニッシュまであのペースを維持できていたと思うので、ちょっとした判断ミスで大きくタイムを失ったのは悔しいし、その失敗が無くとも大した順位ではなかったということがそれ以上に悔しい。もしもう一度チャンスがあるならまたしっかりやり込んで出直したい。

日曜 ITT
昨日のアップがうまくいったので、また同じメニュー。走り終わった後即座に攣ったところを冷やして安静にしていたこともあって、脚の疲労感はほぼなし。出走1分前に慌ててスタート台に行き、ヘルメットの位置を調整し終わるや否やスタート。はじめは予定通りの出力で快調に飛ばしていたものの、10分もしないうちに集中力が切れてきて、楽なペースに落ちてしまう。昨日の反省で、折り返し地点ではゆるゆると加速。残り3kmでどうやらこのペースが楽すぎるらしいことに気付き、慌ててペースを上げたものの、ゴールはもうすぐそこで、大したタイムにもならなかった。
条件がほぼ同じであった去年にも負けるタイムであり、けがで調子を落としていたこともあったかもしれないが、メディオをやり込んでいなかったことで集中力が続かなくなっていたように思う(その意味で去年やり込んでいた20分メディオはかなり有効であったのだろう)。

機材面では、チューブラーのバトンホイールよりも、MichelinのPower Competitionを履いたディープリムホイールのほうがロスが少ないという計算結果より、Powerタイヤを使わせていただきました。TTではロスが減っても楽にはならず速くなるだけなので何とも言えないですが、自分と近いタイムの人と比べても平均ワットがかなり低かったことに少なからず影響しているように思います。
2日間を通して、OBのみなさんや柿木さん、監督、上村、加藤、植田、日直商会の水口さん、多くの人々に応援・サポートをしていただきました。周囲のレベルが上がっているとはいえ、不甲斐ない結果で申し訳ないです。夏に向けてリベンジし、結果を残せるようにしていきます。