UTokyo bicycle racing team

TT2連戦の報告です。
例年の東大のTTTはすごくひける人に超傾斜配分し残り3人でちびちび回すというものだったが、今年は脚が比較的揃ったメンバーであり、また直前の長距離合わせでも脚の感触はよかったので表彰台の可能性は十分にあると思っていた。
でもスタートしてから違った。練習で調子悪そうだった浦がこの日はすこぶる調子がよく、自分の番に回ってくると練習時よりさらに高めの負荷値が表示され若干焦るも、まあ試合だしそんなものかと気にせず回す。
データでは4回目に引いた時からまともな数値になり、そのまま復路。事前の打ち合わせ通り後ろへの負担軽減のため気持ち緩めに引くが、すでにここで少々きつかった。
2往路目は追い風でまだごまかしごまかしで回せたものの、復路になって2回ほど引いて配分を減らす旨を皆に伝えたものの、その次に引くともう死にかけになり、自分心弱いんじゃないかと思いつつ付き位置を宣言。
最後の往路ではさすがに追い風だし大丈夫だろうと思い10秒だけローテに復帰しようとするも速度がガタ落ちし仕方なくもう一度付き位置。しかし山形さん、浦の引きにちぎれかけ何度も待ってもらうもターンまで5kmほどのところで力尽きた。復路で10kmhくらいでトロトロ走ってたら(腰から下が痛すぎてそんな速度しか出なかった。)あまりに寒くて凍え死にそうだったのをとても覚えている。
監督、柿木コーチのご指導、サポートのみんな、小藤OB谷川OBの応援、そしてゴールまでいってくれた3人のおかげで9位という順位をもぎとれた。北海道推薦の選考順位で信大に追いつき、個人ロードまでモチベーションが上げられるようになったのが救いです。
コーチにおっしゃられたのは、休むところで十分休めてなかったとのこと。試合でのスピードや浦の調子で想定外に負荷がかかり、そうなると配分を最初から減らす必要があった。それを判断できず、また他に引いてる人に迷惑かけるのが怖くていきなり配分を減らすことに踏み切れなかった。2復路目なんかで気づいたところで遅すぎるもいいところだった。
ITTは44'45で総合61位。めちゃくちゃ大殿筋が痛かったものの走り出したら昨日の疲れを感じずに走りきれたとは思うが・・・。山形さん、浦との差を見るとやはりもう少し配分減らすのが正解だったのだろう。
監督、応援に駆けつけていただいたOBの皆様、柿木コーチ、役員に来てくださった宮崎さん、そしてサポートしてくれたみんな本当にありがとうございました。また、普段お世話になっている日直商会様、今年も提供していただきましたチューブラタイヤservice courseを使用させていただきました。昨年に引き続きパンク等のトラブルも一切なく安心して走りきれました。今年は昨年より順位を落としてしまい、また自分は来年以降走ることはありませんが、有望な後輩が多数残りますので、引き続き彼らへのご支援をよろしくお願いいたします。