UTokyo bicycle racing team

 どうもお久しぶりです.インカレ以来の中村謙太です.

 ふとしたきっかけから六大戦で人生ラストレースとなるかもしれないエリミネーションレースとオープン団抜きを走ることとなりました.やはりインカレ後3ヶ月のブランクは大きく,思うように体が動かない事にフラストレーションがたまる事もありましたが,今出来る全力は尽くせたのでいい経験になったと思います.

 エリミは序盤は自称ポイントレーサーのセコい走りを実践してわりと上手く立ち回れた気がしますが,残り10人を切って脚勝負となるとなすすべもなく,結局8位に終わりました.練習しなくても走れる脚が欲しいです・
 団体追い抜きは急遽澤田がメンバーに加わったりラストで洋和にぶっ千切られたりと色々ありましたが,形としてはまともに走れた気がします.まともに走れたのに7月の個抜きより遅いのはちょっとショックですが,まともに練習してない状態で結果が出るわけがないので仕方ないでしょう.

 久々の試合前の緊張感や団抜きの辛さを味わって思ったことは,やっぱり自転車競技は辛いという事です.こんな辛い事に耐える俺カッケー的な気持ちを持つ事が競技を続けるコツかもしれないと思いました.
 実際引退して外から見てみると,試合で勝負出来ている現役選手は予想以上にかっこいいです.しかし試合で即千切れる選手はやはり贔屓目に見てもかっこ悪いです.
 「やべえ俺千切れそう」と思ったら「ここを耐え抜いたら外から見た俺まじカッケー」というポジティブシンキングで.逆に耐えられず速攻で千切れてDNFしたときに掛けられる「お疲れ様,よく頑張った!」の言葉は「お前実際全然疲れてねーだろ何そんな頑張ったアピールしてんの?」と解釈して次への雪辱を誓う(笑)くらいの気持ちを持っていいのではないかと思いました.
クソみたいな事言ってすみません.これからも練習頑張って下さい.特に洋和と都倉は行田で上がれる可能性が十分にあると思うので,ここが大一番だと思って食事や調整にまで気を使ってベストの状態で試合に臨んでください.

 今回は色々とトラブルがありましたが,それを通じて運営,サポートして下さっている方々の重みが今更ながら身に染みて分かりました.これまでのご恩に対し深くお礼申し上げます.