UTokyo bicycle racing team

白馬クリテリウムレースレポート
1日目ポイント(3pt 8位):ポイント形式ということで序盤から常に前方に位置し地道にポイントを稼いでいく作戦……のはずが昇格有力候補を数人含んだ逃げが決まってしまい中間ポイントをことごとく取られてしまう。追走に加わるも激牽きしたがる選手は当然いないため5秒前後の逃げとの差を持て余す、という史上稀に見るクソな展開。よし吸収!となった残り2周で突然の雷雨。前3台までしか視認できないほどの豪雨で、ゴールスプリントも皆グダグダ。
2日目ロードレース(3位):目の前で1組前の佐藤のガッツポーズを見てしまいとんでもなくテンションが上がる。逃げ切る力は無いと自覚していたし集団を牽引する余裕も無かったので、始まる前からこの日はとことんズルく走ろうと決めていた。常日頃から、脚力の差はどうしようもないのだからそれ以外の戦略やらコーナリングやらでアドバンテージをとってやろうというのを信条にやっていました。常に前5台以内で走って、牽くのは1割程度。立ち上がりでも全く脚を使わず、最終周までピンピンしていた。と同時に前日同組でゴールスプリントが強かった法政の選手にビタ付き。逃げを打ちたがる選手もほとんどおらず皆がゴールスプリントに備えているのがわかる。最終コーナーも法政2人の真後ろ(片方は完全に発射台だった)、全体の6番目くらいで入り、あたかもHTCトレインに付くフースホフトの気分。自分も発射して軽くもがいたら3位、というこれしかない奇跡のレース展開になった。素直に嬉しい。自分が表彰台に立った直後白馬恒例の雷雨に見舞われ、賞状はテントの下で事務的に渡される、という珍事も今となっては一夏の甘い思い出です。
インカレロードの出場権を獲得することになり、100%1周目でちぎれるだろうというこの脚力をとにかくどうにかしたい、強くなりたいという心持ちです。