UTokyo bicycle racing team

湾岸クリテ クラス3D 9位
気合い十分で臨むことができたが、結果は芳しくなかった。
スタート位置は前のほうを東大勢で固めたのでいい感じにスタートできた。開幕早々に駒澤の山本選手が逃げてそれを都倉が追って2人逃げができた、僕はというとその後方の集団でローテしていた。中村さんの「抑えろ」という声が聞こえてきたので都倉を逃がすべく先頭で集団のペースをゆるめてアシストっぽいことをしてみる。4周目で集団が逃げを吸収したので、カウンター的に前に出て逃げを試みたが、脚の足りなさを感じて1周で集団に戻る。この時点で結構疲れてることに気づいたのであまり引くことはせず集団内で回復する。ここからはあまり派手な動きはなかったが山梨学院の選手が前の方で積極的に動いていたようだ、後半で動けるのはやはり地脚の違いだろうか。毎周回ごと緩い登りが地味に効いてた。集団のペースは速いけどついていけないことはないので集団で回復しながら最終スプリントを見据えて脚をためていたが、残り2周でまさかの落車が発生した。幸いにも僕は落車せずに済んだが、目の前に落車した選手が転がってきたのでブレーキをかけて完全に停止してしまった。前を見ると落車を避けて選手が次々と走っていくのを見て一瞬絶望したが、すぐに追走を始めた。あまり脚が残ってないのに追走するのはきつかった、しかし追いつかなければ死ぬだけだと思いなんとか最終コーナー前で追いつき集団復帰できた。最終周回でポジションを上げようと思っても周りもあげてきてるから縮まらず後ろの方でついていくだけに。最終スプリントも脚が完全になくなっててズブズブ。あれはよくなかった。追走で脚を無駄遣いしなければもう少しいけたんではないか、とか後から言ってもどうしようもないことを考えてしまうけど、やっぱり悔しい。でも結局は地脚の足りない自分のせいなんだな、という結論に帰着するのでもっと練習します。全体を通してもコーナーのラインどりをミスって立ち上がりで無駄足つかったりと課題も見つかったと思う。
結果は残念だったけどピークパワーを更新できてよかった、17min 271W(10min 281W)。レースで強度が上がるのはわかるけど普段の練習からこれくらい追いこんでいかないと。
白馬まで一週間、すぐに強くなれはしないけど、勝ちを目指す姿勢は譲らないでいきたいです。