UTokyo bicycle racing team

こないだの週末について。
土曜:TTT。
初めての大舞台。自分としては10位以上でクラス2昇格→選手権出場という最大のチャンスを掴んでいるわけだが安井さん初めとする先輩方は当然そんな低い目標で臨んでいるわけではないし、実際頂点を狙うくらいでないと10位にはとても入れないでしょう。というわけで自分もより上位に入るよう意識してこれまでの練習に取り組んできた。雨にも負けず、風にも負けず。
しかし日大、中央、順天、法政、京産、早稲田などの多数の強豪校や、最近同学年が強くなっている慶應や立教の存在もあって大丈夫かな?という考えもちらつくときもあったが、練習でのデータを見ていると結構上位を狙えるという確信を持て、あまり緊張することなく本番を迎えられた。
当日、森泉さんをはじめとする皆さんの手厚いサポートにより安心してスタートラインに立てる。こんな状況に立たされているのではなく立たせていただいてるのだと思うことができた。
スタートしてから2周目の途中までは順調順調。往路追い風で飛ばして復路向かい風で我慢。しかし今までの日記にあったようにここで中村さんパンク。自分もかなりオロオロしてしまいロスをしてしまう。荒牧さんの「水田余力ある?」になぜか即答で「あります!!」と答えられた。今思えばあれがでかかった。六大戦TTTのときにずっと眺めるだけだった悔しさがあったからだろうか。
しかし3人で再び走りだしたときまだ60キロ近く走らなくてはならないことを考えて絶望。半ベソかきながら走り続ける。脚にもダメージを感じ始めていたがそれよりも股に痛みがきはじめる。
これ、終わり、あるの?
しかし2周目復路で同じく3人になっていた日大が視界に入ってきて少しテンションが上がる。そのままパスして向かい風の中苦しいローテ。3周目は往路は追い風で多少楽はできたが、1度安井さんとハスってしまう。復路でもハスりめちゃくちゃ危なかった。中村さんすみません。
非常に苦しい中車間を開けようとするも何故か詰まってしまう。ハスらないように横にブラブラ揺れまくる。股の痛みはダンシングで何とかおさえる。視界も狭まるし、こんな状況でよく付き切れしなかったなぁと今になって思う。
ラストは順天に抜かれた直後ゴール。8位入賞。
終わった後はケツとか痛くてものすごく疲れていたが安井さんを見ていると自分のなんて疲れてる状態とはいえないなぁと感じた。思えば練習や機材のことでかなりご迷惑をおかけしたし、本番で借りは返しますと言ったにもかかわらず先頭に立ってガツンとペース上げたりパンク時にオロオロしたりハスったり結局本番でもかなり足を引っ張ってしまった。
来年のメンバーはどうなるか知りませんが、また自分が出ることになればそのときは今年の経験を生かしてチームを引っ張れるようになっていたいです。
チームメイトに助けられ、サポートに助けられ、監督や柿木コーチに助けられ、他にも多くの周囲からの支えを実感しました。これからは意識を変えます。今までのご恩を少しずつではありますが普段の活動や試合などの場で返して行こうと思っています。皆様ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
日曜:ITT
45`36-41.3km/h(推定)-79位。これが、今の実力です。往路でもう少し攻めるべきだったかも。中村さんに勝ちたかったんですけどね。閉会式時にはクラス3で10位だったので賞状を頂いたのだが帰ってリザルト見ると11位だったというオチorz