UTokyo bicycle racing team

長野県記録会2日目.ゲーム種目

クラッチ‥4位.何度か逃げに乗ったが,逃げメンバー間での意思疎通が上手くいかなかった.最後のスプリントは位置取りがうまくなかったが,それ以上に上位選手との大きな脚の差を感じた.

4km速度競争‥2位.序盤は信大の2選手が,中盤はBSアンカーの辻浦選手が逃げ続けて自分は中切れに巻き込まれたりときつい状況になったが,7周目あたりの他の選手のカウンターアタックに便乗し,そこからさらにアタックして3周逃げて残り少ない先頭責任を潰す.ラスト2周で安井とイナーメの選手に追いつかれ,速度差があって付けなかったのが反省.そのまま安井が逃げ切って自分が2位と東大完全勝利だったが,本音を言うと展開的に自分にもチャンスがあったのに優勝出来なかったのがちょっと悔しい.今回は結果として良かったが,スクラッチの際にも東大が入った逃げを真面目に追ってしまったりと,チームとしての勝利と自分が勝ちたいという気持ちのバランスがなかなか難しいと思った.

ポイントレース‥5位.疲れが溜まっていたので序盤は集団待機し,アタックも完全無視.他の人が疲れてくる中盤から動こうと考えていたが,実は決定的な2人逃げが割と序盤に決まっていた.この2人が吸収されるだろうという前提で監督に指示されたよう安井の位置を確認しながら走る.しかし過密スケジュールの安井が脚を攣って離脱してしまい,しかもいつの間にか集団の人数が4人にまで減ってしまって追走の力が弱まってしまい,かなり焦る状況.ここから4人で必死に回すもポイント前の空気を読まない飛び出し(これは自分もやってしまったので反省)等でうまく連携が取れず,結局逃げていた2人にラップされてしまう.その後も逃げから千切れた1人がラップになっていなかった事に気付かずにポイントにならないスプリントをし,最終スプリントも大外を回ってズブズブになってしまったりと反省点が結構あった.

エリミネーションレース‥優勝.レース前に冗談で都倉,荒牧と開幕チースプをやろうと言っていたら流れで本当にやる事に.しかし落車によりレースが仕切りなおしに.これで作戦がバレバレになってしまったが,レースが盛り上がるだろうという事でもう一度同じ事をやった所,何故か誰も追ってこなくて上手く東大3人逃げが決まる.ここに後ろからブリッジしてきた他選手が加わり,荒牧と都倉が切れたところに後ろから辻浦選手が合流して3人に.そしてラスト1周半で他の2人がけん制したところで掛けてそのまま逃げ切り.辻浦選手も自分もラスト1周のジャンが聞こえていなくてどこがゴールだったのか良く分からないというハプニングがあったが,何はともあれ自転車人生初勝利なので嬉しい.

全種目総合で3位になれたので,この調子で修善寺カップ,そして最大の目標であるチームTTおよび個人ロードへ向けて頑張りたい.まずはとっととセントラとハロンの基準切ります.
今回の合宿のロード,トラック双方の総括として,やっぱり安井という強い選手が同じチームにいる事はかなりの刺激になるので,せっかくのこの環境を無駄にしないためにも付いていけないという前提で練習や試合に臨むのではなく,チーム全員気後れしないように頑張る事が重要だと思いました.

三宅監督,小藤さん,どうもありがとうございました.