UTokyo bicycle racing team

TOJレースレポートの続き

飯田ステージ
前日の段階ではchance of rainは30%ということで安心して眠ったのだが、今日起きてみると残念な雨・・・でも強くはないのでなんとかなりそう。ぱらつく程度?
スタート前に周回が始まってからの最初の振るい落としについていく+あわよくば目立つ(笑)という使命をもって学連選抜チームは学連クラス3ばりの気合いで最前列にならんだ。しかしスタート時のカオスによって飲み込まれるJICFチーム・・・(笑)他チームが先導の市長をまくるという荒技についていけなかった。
そしてギリギリの密度の集団走行で(周辺の道を全く見ていない)スタート地点へ到着

で、例のごとくスタートアタックが開始された。決まるまでは速いがなんとでもなりそうなペース。落ち着いてついていく。で、下り。悪名高いテクニカルコーナーの連続。いきなり下り始めの金網区間でカザフの選手がスリップ落車。それほど速くなかったので被害は少なかった模様。この次の周以降は集団はここをかなり慎重に通る。2周回った後にやっとリズムがつかめてきて、問題なく下れるようになる。

それ以外は勝負の時をまって耐えるのみ。数回登り区間で前に上がる練習をしてみた。逃げとの差が4分を超えてそれってどうなのよ、とか思うがどうにもできないので割り切って集団に潜む。

そして残り5周ほどからアイサンの牽引が始まって一気にタイムが縮む。勝負が近い

残り3周、逃げとの秒差は40秒ほど。もう登り区間で見える範囲内。前の逃げも二つに割れていたが、一つ目が見えた段階で逃げがじりじりと踏んでいたので、カウンターもありうるな・・・と考えていたら自然に前に出ていたので、ここぞと思って先手を打つ。激しい加速はなしでテンポよくペースで前の逃げを捕まえ、さらに先頭の逃げまで山頂でおいついた。振り返ると予想通りガロファロ選手のアタックが始まり集団はフルダンシング。ここで少し貯金を得る。無難に下って残り2周!

一番長い登坂区間で今度は人数を減らそうとして中途半端な引きをしてしまう。ある程度引いて少し下がってちらりと清水選手をみるがあまり効いてなかったっぽい。ここで貯金を使う、残念

ラスト一周登り!序盤から福島選手がすっとんでいくが、これには勇気が出ず。位置も登りまでの走り方が悪くて後ろ気味、そこで真ん中ぐらいまで行ったところでサレルノ選手が発火!しかしそれほど強烈な加速ではなかったので一瞬考えたところ、佐野さんとガロファロ選手に行かれ、じりじり単独で追う羽目に。集団は後方、逃げの3人も離れ、ギリギリラインの一人旅、山頂最後にオールアウトすればいけそうだったが、リスクが高すぎると感じて追い込みきらず、うんうん考えていたら下りでメインに回収・・・。

その後は必死こいて平坦をついていき、スプリントの中切れでタイムを失わないように注意しながらゴール。
疲弊したものの、ともかくメインには遅れなかった。