UTokyo bicycle racing team

Japan Cupレポート
 ジャパンナショナルチームからの参戦。この規模の国際試合は全てが初めてだったので、細々としたところに学ぶところが多かった。ジャパンナショナルはアンダーの選手がほとんどなので、積極的に試合で存在をアピールするところが最重要課題と位置づけられ、小森選手、平塚選手、青柳選手の三名は可能な限りエスケープに乗るという心積もり。僕自身は希望として、できる限り外人選手に食らいつくような走りをしたいと考えており、前半は温存することにした。
 11周あるなかで特に問題なく6〜7周はこなす。唯一の問題点はやはり懸念していた古賀志の下りで、真ん中ほどまでのワインディングは大丈夫なのだが、後半のスピードが乗ってからの高速コーナーで、毎度毎度わずかに空いてしまい、そこを埋めるのに少しずつ足を使う。
 無線からの情報で残り4周で一度前方に上がるものの、途中でやはり位置を失い、萩の道のほぼ平坦区間で第一集団を形成するアタックがかかったときには集団後方。その後しばらく取り残された選手達のお見合いがあった後、メイタンの選手等を中心に追走集団が強烈なペースで形成されたが、このときペースにびびってBboxとISDのアシスト選手3人と切れた。彼らは仕事を終え、もはやペースは上がらない。
 以後は後ろから徐々に遅れた選手達が追いついてきて、大きなグルペットになって完走。しかし特になにもできなかったというのが事実です。

熱い応援をしてくださった観客の皆さん、ナショナルチームのスタッフ・選手、そして監督を始めとしていつもながらチームのみんなには感謝です。