UTokyo bicycle racing team

思い出したくもないけど個人TTのレビュー。
最近270Wとかでメディオが出来て結構調子がいいと思ってたので、目標を44分切りに設定してスタート。雨も上がっており、帰ってきたばかりの三谷さんの話によると風も弱いらしい。これは最高のコンディション‥だと思っていたが、走り出して直線に入ったところで47キロとかが出る。しかも反対側から帰ってくる人々が皆身をかがめて踏んでいる。ああこれは嫌な予感。
パワーメーターがなかったせい+アドレナリンで序盤ちょっと突っ込んでいたらしく、早くも5キロ地点くらいからだんだん垂れてきて43km/hくらいに落ち着く。後半が向かい風なので力をセーブしないといけないのは分かっていたが、ペースが落ちるたびに焦って踏んでしまったために前半でかなり消耗。ちょうど折り返し地点で後続の中央の選手に抜かれる。クラス1の選手らしいので、着いていければ結構な好タイムが出るんじゃないかとか思っていたが、折り返して向かい風区間に入った瞬間乳酸が一気にくる。もういつものメディオの踏み方じゃ踏み込めないので、下を向いたりして強引に踏む。もはやTTメットが逆効果。風がだんだん強くなってきているのかペースが一気に落ち、きついのと暑いのとでお花畑状態でフラフラになりながら走っていたら、突然ガタガタととんでもない振動が‥なんと草むらに突っ込んでしまった。しかもフェンスが目の前。自分のアホさに腹が立ちながらなんとか転ばずに復帰。しかしほとんど止まったに等しい速度まで減速してしまい。もうこの脚の状態じゃ再加速すらできない。35km/hくらいまでペースが落ち、とりあえずコースから外れないように白線を見て走る。頭では分かっていても、乳酸がすぐに溜まって前を見据えてという走りが出来ない。最後の直線に入ると風がさらに強くなり、33km/hという表示が見えるようになる。30kmの看板が見えた時点で43分30秒くらいだったので、何とか44分台は行けるかなと思っていたが、次の瞬間残り1kmの表示が‥終了。結局45'54と去年より遅いタイムでした。これまでのレースでは結果が悪くても走り終わったあとにそれなりの達成感があったが、今回は悪すぎてしばらく放心状態。西薗がスタートしてるけどもはや視界に入らない。43分台を目指すとか豪語していたので中々チームのところに戻れず。
中間地点で抜かれた(つまり30秒差)中央の選手に後半で1分45秒も離されていたので、明らかに序盤が飛ばしすぎだったっぽいです。しかも後半のフラフラ状態は他人から見ると迷惑極まりない状態だと思うので、来年は序盤は超ゆっくりペースでいきます。しばらくソリアやります