UTokyo bicycle racing team

去年のTTTの悪夢。
3番手選手として確実に走りきることが義務だった。それなのに、少しでも長く引いておこうというエゴが、全てを台無しにしてしまった。
さらに4月のリッツの落車。膝を壊して1ヶ月ろくに自転車に乗れず。
もう本当に色々辛くて、空いた時間をどう使っていいか分からない。勉強もやる気が出なくて中途半端。
それでもどうにか個人ロード後からは1日練習1日休養のペースで練習が出来るようになり、先週からはやっと軽めの自主練も出来るようになってきた。

レース展開は上記の通りです。
ひたすら西薗の後ろを走り、前に出たら20回転を数えて下がる事を繰り返す。ムダな挙動を極力しない。
3周目往路からは30回転に増やす。マイケルが仕事を終えてからは、第3の男として耐える。
残り15km地点あたりから、一気に足が動かなくなる。やはり練習不足が出てしまった。申し訳なく思いながら、朦朧としながら付き位置で耐える。崩壊してないことを伝えることで精一杯。去年の内藤はこんな辛い思いをしていたのか。。
メーターで残り距離を確認することで、ギリギリ意識を保ち、最後は2人に続いてもがいてゴール!
ゴールした直後は頭がぐらぐら回って、草むらで死亡。

現状持ってる力は全て出し切れた。貢献度なんてもう、数%あるかないかのような分担だったが、それでも崩壊させずにすんで良かった。

克之さんに作って頂いた、LTデータに基づくローテーション配分と練習の指針。
孝之さんの実戦経験に基づく(精神的な部分も含めての)アドバイス
OBの皆さんが残して下さった機材。
思い切って導入したLASのメット達。
監督、岩崎さん、後輩達の手厚いサポート。
そして西薗マイケル高木さんという最強のメンバー。
全てが自分には贅沢すぎる、本当に完璧な状態だった。
本当に本当にありがとう。

でもなぁ、3位と4位の差は大きい。自分がもう少し強くて最後15kmを牽引することができれば、明治との30秒差を詰めることが出来たかもしれない。

北海道までの2ヶ月半、とにかく努力するしかない。
自分には自転車のセンスは無いが、努力することには自信があるのだ。
泥臭くやっていきます。