UTokyo bicycle racing team

飯山クリテリウムレポート
初日、ヒルクライム3本勝負。全ての回で1位通過して優勝

飯山ステージレースで学連シリーズが今年も開幕する。1年生の時には初日はなんとか完走したものの、腰を痛めて2日目出走できず、2年生の時にはヒルクライムはまあまあで通過して2日目のクリテリウムで開幕アタック後沈没して2ラップされて最下位という、僕にとっていわく付きのレース。

しかし、一歩一歩積み重ねてきたトレーニングの成果を今年はついに炸裂させることができた。
スムーズに慣れたもので長野入り後、去年の極寒とは裏腹にじっとりと汗をかく春の陽気の下のレース。1本目は中盤まで軽く揺さぶりながら、3キロ過ぎにアタックをかけるとあっさり1人で抜け出ることができた。2本目、3本目に大変なことになるのではないかという不安にさいなまれながら、しかし時間を稼げるときに稼いでおかねばと思って逃げ続ける。1着

2本目はタイム差をうまく使うことを考えて、アタックのタイミングを遅らす。マイケルに牽引を頼んで集団が休みすぎないようにコントロールを利かせながら、ラスト勝負にならないよう残り1キロちょっとで再び抜け出し、1着通過

3本目は少し自信もついてきてレース運びに余裕が出てくる。途中阪大の角谷君が積極的に抜け出たのでそれにのって様子を伺い、最後は小嶋選手と一騎打ち。500m前でアタックを仕掛け、ガッツポーズでゴールに入った。(が、写真がない・・・(泣))

宿で戸狩のおいしいかりんとうを食べてくつろぐ。爆睡

2日目クリテリウム
軒並み学連スプリンター陣は昨日の順位を下げているので、前日3位の中央飯野選手を徹底マークしながら試合を進める。

途中数回アタックを仕掛けてポイントを稼ごうとするが、全く他が乗ってこないor全員追ってくるでうまくいかない。途中後でラップする逃げが出たときも、結局入部選手+実業団であることを確認して、見送る。この他にも多々判断が難しい状況があって頭の疲れる試合になる。

途中地味にスプリントで頑張ってポイントを拾っておき、最終一個前のポイント周回を先頭通過して少し飛び出ると、後方から順大加藤選手、小嶋選手、福田選手など独走力のある選手が入った逃げがやってきた。他に入部選手、小段選手なども入りしかも飯野選手が入っていないというこの渡りに船へ飛び乗る。当然逃げ集団の他のメンバーは最終ゴールを考えて若干の牽制が入るが、自分は全く牽制なしで心置きなく引きまくる。このころやはり後方では中央トレインが発動していたらしく、危なかった。

力を使いきり、逃げ集団内では最後だったが、両日の総合を獲得したことを確信してゴール。やりきった。

次回の修善寺ではリーダージャージに恥じない走りをしたい。

監督、サポートありがとうございました。地元飯山の皆様、たくさんのお土産をありがとうございました。