UTokyo bicycle racing team

引っ越しが完了し、新居に入ったのもつかの間、すぐさま伊豆合宿へと旅立ちました。今回の合宿の目玉は柿木克之・孝之さんに見てもらいながら行うロングの練習でしたが、普通にやるだけでもきついのに朝からの雨と、路面に雪が未だ残るほどの寒さがさらに練習を過酷にしました。一回目の戸田峠越えは手足の感覚がなく、死にそう。それでも、克之さん経由で最近親しくさせてもらっているなるしまのみなさん並びにアンダーナショナル代表の平塚さんとよい走り込みができました。特に最後のレース走で強度が落ちはじめていたときに、フレッシュな高校生が投入されて凶悪な練習になったのは非常に良かったのではないでしょうか。

で、翌日(27日)はリカバリー走、28日はメディオを基本とした短時間の基本練習を行い、今日の社会人対抗に挑みました。メンバーはアンカーのほとんど、アイサン3人、ラバネロフルメンバー(かな?)という布陣。正直最初完走がどうとか考えてしまいましたが、今の力なら着順を争えるはずだと思い直し、実際にその通りになりました。

序盤からアンカー・ラバネロは予想通り逃げを出し、集団の注目はアイサンの3人に自然と集まりました。一応牽引する動きで少しずつ差を詰めてはいくのですが、しばらくは泳がせる気らしく、それほど真剣には踏まない様子。そのうち、事前に牽引をお願いしていた高木さんとマイケルがごりごりメイン集団を引き、それに僕も参画して集団のコントロールは一時完全に東大に一任されました。
5周目ぐらいにブリッジを兼ねた強力なアタックがアイサン主導であり、一時相当集団が崩壊したものの、コンスタントにペースを守っていればじきに前が降ってくるという繰り返しがあって、結局逃げはおおかた吸収した状態で最終周へ。それほど余裕があるわけではないが、なにもできないという感じでもありませんでした。
早稲田がまだ2人のこっていたのと、前回JCRCで死闘をやった小段選手が近くにおり、彼らには負けたくねーななどと考えていると、1号橋後でアンカーとアイサンの強力アタック。これを僕らは見送ります。今考えると反応はできたのですが、その後を考えてびびりすぎました。多分行った方が後でたれてもいい結果だったような気がします。
結局秀峰亭を5人ぐらいのパックの先頭で突っ込み、散々引きずったあげくに十時君と小段選手にぶち抜かれるという失態で7位でした。
やはりアンカーのアンダーは相当強力みたいです。チャレンジでは相当頑張らなければ勝機はないでしょう。
いずれにせよ、実業団を恐れる心理は完全に消えました。

東さんのご家族には住居を提供していただき、本当にありがとうございました。

次のレースはもう4月です。